本を読む場合、学者などはポイントとなる部分だけ目を通すらしい。そうでなければ、研究室や自宅に保管している大量の本などは読めないだろう。聞くところでは、必要な部分だけを参考にするという。一般人はノンビリしたものだから、最初から最後まで読む。
雑誌の場合はどうだろう。テーマも一つに絞られているわけではないので、読み進めれば、あっちの話題に飛んだかと思えば、こちらの連載へと移る。一時期、雑誌を「カバー・トゥ・カバー」で読むことをやってみたが、とてもできない。読者層が決まっていても、そこからさらに細分化されているのだから、すべてを読むなど無理な話なのだ。
月刊誌と違って週刊誌なら、すべてを読まぬうちに次の号が発売される。すべてを読むことなどできないので、読むというよりは見る。広告だってあるので、そのページで目が留まることだってあるのだ。広告がなければ、雑誌を読み通すことなどできないのだね。
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