昔から「一年の計は元旦にあり」などという。バカを言うな。「思い立ったが吉日」なのだ。ただし、それには条件がある。「小さく始めて大きく育てる」ということ。きちんとした計画を立てることが必要になるけど、とにかく面倒で計画倒れという言葉通り。
仏教の研究者のようだが、実体は求道者でりあり、そして教育者でもあった住岡夜光くんがいっている。「継続は力なり」と。この言葉だけが独り歩きしているけど、その全貌は次の通り。
青年よ強くなれ
牛のごとく、象のごとく、強くなれ
真に強いとは、一道を生きぬくことである
性格の弱さ悲しむなかれ
性格の強さ必ずしも誇るに足らず
「念願は人格を決定す 継続は力なり」
真の強さは正しい念願を貫くにある
怒って腕力をふるうがごときは弱者の至れるものである
悪友の誘惑によって堕落するがごときは弱者の標本である
青年よ強くなれ 大きくなれ
「住岡夜晃著『讃嘆の詩(樹心社)』より」
http://tannisho.a.la9.jp/SandanNoUta/
教えは立派。著書も多数あるようで、研究者でもなければとても読み通すことはできないだろう。ボンヤリした一般人は、具体性を持った計画を好む傾向にあるからね。
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