2025-07-31

汗をかいたら「塩」も必要だ

 ラジオのワイド番組で、「『塩』の摂取も忘れずに」とのコメントが流れる。水を飲むだけではダメで、塩分の摂取も必要なのだ。昔から塩をひかえるようにといわれていたが、いまやメインに踊り出す。気象状況次第でコロコロと言い分が代わるのは、世の常よ。

 トライアスロン大会では、レース中に水やバナナなどを提供するエイドステーションがある。距離が長い分、一般選手はもちろん、プロ選手とて立ち寄らざるを得ない。佐渡大会に参加したとき、ここに山盛りの「塩」が置いてあったのだ。ひとつまみほどを口に入れる。塩ごときと思うかもしれないけど、気分もシャキッとする目覚めの補給食なのだ。

 旧約聖書の中にも、塩の大切さが記されていたと記憶している。日本の神社にだって、小皿に山状の塩が盛られているではないか。儀式には欠かせないものだった。現代では塩の重要性がメインに踊り出す。ウイスキーのつまみでも、漬物は欠かせないからねぇ~。

2025-07-30

ノンフィクションでの数値

 「西南シルクロードは密林に消える」の著者は、大学の探検部にいたそうだ。これが生業となり、いまや探険物語を著すことになる。宣伝文よよると、エンタメ・ノンフィクションというカテゴリーらしい。なるほど、区分けというものは細分化されるものだな。

 ノンフィクションに欠かせないのが、数値による説明。距離にしても長さにしても実数を表示したところで、読者にはピンとこない。面積なら実際の数値のほかに、例えばサッカー場と同じ広さと語った方が親切だ。そこで実用になるのが、各種分野の数値を比較するイラスト付きで掲載しているのが「比較の世界」だ。数値を説明するにもラクチンさ。

 某社で見かけたことがあったから、Amazonで買った。1981年に出版されたものだが、その後は新版も出ていない。今やネットで検索した方が早いのだろう。でも、数値が何と比較できるかの資料はあった方が便利だ。「比較の世界」は文章を書く人のお守りだね。

2025-07-29

パターン展開で身につける

 世の中では「一歩先へ進む」ことが大切らしい。さようですかと実行してみたところで、簡単にできるはずもないのが現実だ。では、どうすれば良いのか。偉いオッチャンはメルマガで、毎日「0.1%の成長」と語っていたけど、数値化したところで難しいものなのさ。

 電信術の練習をしているとき、プラトー現象という停滞期に出会う。なかなか覚えられないので、繰り返しの練習だけが必要らしい。2~3年もかかって、ようやく試験だけには合格したものの、実際のQSOではまったく話にならん。そこでパターンを紙に書き、これに従ってみる。1年もしたころ、ようやく自分なりのスタイルが構築されてきたのだ。

 何か新しいことを始めれば、壁というものは必ず出てくる。パターン展開で、3ヵ月、5ヵ月、1年というヤマ場が語られているけど、経験上から8ヵ月目にもネックがあるのではないかね。一番ダメなのは、他の手段へ手を出してしまうこと。CWでも、そうだったのさ。

2025-07-28

100円ライターの使い道

 夏になれば蚊が湧きだしてくる。家の中に入り込んでこないようにするため、「アースノーマット」と専用薬液を120日分もストックしているのだ。それだけじゃない。昔ながらの「蚊取り線香」も使う。特有のにおいが、心理的な安心感につながってくるのだ。

 蚊取り線香を使うとなれば、欠かせないのが火をつけるマッチ。今は100円ライターが主流だから、コンビニやスーパーでは必ず売っている。タバコを吸う人も減少しているのに、なぜ100円ライターはどこにでも売っているのだろう。消費税も加わるため、キッチリとしたワンコインではない。それだけ出番の多い道具の一つだと考えられるわけだ。

 今の時代の動向として、生火は極力使わないようになっている。ガスコンロを使うにしても、スイッチひとつで点火だ。100円ライターがどこにでも売っているということは、それだけ需要も大きいはず。使い道を考える思考実験は、こちらにとってムダな時間さ。

2025-07-25

新たに知ったことだけを書いておこう

 編集者か、それとも著述家か。松岡正剛くんは、そんな不思議なオッチャンだ。新聞の書評蘭は一般人読者も読むのだから、ある程度は内容について言及はする。松岡くんの「千夜千冊」なる書評サイトとなると、概要はわずかで、新たに知ったことが中心だ。

 千夜千冊では著者の人物紹介、内容紹介でも自分が新たに知ったことがメインとなる。そのおかげで、ネットでは書評でもないとして文句も多いから笑ってしまう。Blogでそんな書き込みを見ると、本を読む習慣がない人だとすぐ判断ができる。新たに知ったことだけを、松岡くんは載せている。読書でも、プロとアマの差はすぐ判別できるのだ。

 本を読んだら、ノートの見開き2ページだけに抜き書きを書いておけというサイトを見たことがある。そうなのだ、ポイントを絞るというより、なるほどと思ったことだけを書いておけばいい。松岡くんの千夜千冊も、そんなスタイルを確立していたに違いないね。

2025-07-24

小説に登場する商品名

 ミステリーファンであっても、たまには一般的な小説も読む。評判になっているというより、古本で出ているかも重要な選択肢だ。新聞の読書欄に三浦しをんくんの「舟を編む」が掲載されていたから、古本を買ったみた。それも積ん読で、やっと出番が来る。

 国語辞典を作るストーリーなのだ。それも研究者向けであろう、何巻にもわたる大辞典。主人公の名字は「馬締(まじめ)」で、性格も真面目という。驚くのはインスタントラーメンの「ヌッポロ一番」がお気に入りで、毎日これしか食べない。サッポロ一番のパクリではないか。でも、読者にイメージしやすい名称を考え出すのは小説家の腕の見せ所だ。

 マンガにも「毎朝新聞」が出ていた。毎日新聞と朝日新聞を合体させたネーミングだけど、読む方もすぐにピンとくる。有名商品名を上手く変更するのも作家のテクニックの一つだが、このテクニックはマネしてみたい。しかしだ、簡単に湧いて来るもんじゃない。

2025-07-23

インスタントコーヒーのメーカー

 朝は、一杯のコーヒーを飲むことで始まる。サラリーマン時代も、会社へ行けば、これまたコーヒーなのだ。一杯目こそ豆から入れるレギュラーコーヒーだけど、その他はインスタントコーヒーの出番。だからといって、1日中コーヒーブレイクばかりではない。

 インスタントコーヒーのCMに接する機会が少なくなったような気がしないか。そんな妄想が浮かんできた。疑問が浮かんだら、すぐ検索するのが今の時代だ。ネスカフェのほかにも、UCC上島珈琲、キーコーヒー、味の素AGFといった定番メーカーが並ぶ。ほかにもショップや地域メーカー独自のものまであるから、記述することすらできないのも当然だ。

 スーパーで売っているようなインスタントコーヒーでも、さまざまなメーカーがあるのだ。コーヒーの専門家ではないのだから、各メーカーのインスタントコーヒーを順番に飲んでみるのもいい。マニアではないのだから、飲みたいと思ったときが欲しいときさ。

2025-07-22

IH用のポップコーン

 無性にポップコーンを食べたくなる時がある。袋入りのほかに、マメから焼きあげる製品だってスーパーに並ぶ。味付けを考えれば、簡単に焼きあげるアルミ製フライパン付きが便利だ。料理趣味がなくとも、手軽に食べることができるのがポップコーンの魅力だ。

 引越しを繰り返しているうちに、コンロもガスからIHとなった。IHは火事の心配がないので、普及しているのかもしれない。こうなるとIH用のフライパン付きポップコーンを探す必要が出てくる。近所ではなかなか見つからないので検索してみると、すぐ見つかった。価格も安い。郵送費の方が高くなるので、むしろ何個かまとめて買う必要が出てくる。

 ガスボンベを使う卓上コンロも持っていた。これで作れない理由は、中味のバターが周囲に飛び散ってしまうので、放置しておいたらコンロごと捨てられたのだ。フライパン付き製品の難点は、ここにある。作るのが簡単な製品は、後の掃除が面倒だから困るね。

2025-07-21

復習もAIに頼る?

 レオナルド・ダ・ヴィンチくんはノートを2タイプ持っていたらしい。インプット用とアウトプット用のノートだ。こちらも「アイデアマラソン」と「超メモ術ノート」を使い分けている。データの蓄積があるなら注目されるはずだが、簡単に行かぬのが人生よ。

 生成AIが世の中を席巻している。ChatGPTなどいろいろ開発はされているけど、生みだされるデータは過去の蓄積から出てくるわけだ。ノートに書き続けているのも、同じく昔の残骸。だからノートも100冊に達すると、読み直しなど不可能な作業といえる。ダ・ヴィンチくんはどうしていたのだろう? 研究者ではないのだから、見つるはずもない。

 新しいものを作るには、過去のデータを見直さなければならん。ノート1冊を書き終えれば、1回は読み直しをする。1~2年前のノートを読めば、同じようなことを書いているのも見つかるけど、この作業は面倒至極。自分の過去というものは、検索できないのだ。

2025-07-18

畜光と夜光の違い

 畜光テープを2巻も買ったことは、以前にも述べた。今ごろになって、畜光とは何だろうと疑問が浮かぶ。なぜ、夜光ではダメなのだ? むかしからの名称が変わるには、何らかの理由があるはず。いまの時代、疑問を検索するとすぐに明らかになるから便利だ。

 夜光は自然光で、「微量の放射性物質を用いて自発光するもの」という。人体への影響があるらしく、今は使われなくなった。では、畜光はどうなんだい。蓄光は、「外部からの光エネルギーを吸収し、暗所でそれを放出して光る現象」。メーカーのサイトなら詳しく解説されているけど、Blogごときにまとめるには時間もかかるまら面倒なのだった。

 新聞解説だと、読者に分かりやすいように書くことが求められる。そこからすると、AI回答というのも似たようなものだ。こちらのBlogもサマリーみたいだから、論文ではない。一般人は知ったつもりになればよいし、AIも精度が上がっているから頼ってしまうのさ。

2025-07-17

スクラップブックの使い方は多彩

 あれこれBlogを書くにしても、話題を見つけるのには苦労する。自分の経験をベースとするのは当然として、社会の動きもヒントにせねばならない。このヒントは新聞記事に負うところも大きいのだ。そこで役に立つのが、ご存じ「スクラップブック」だろう。

 昨日も、スクラップブック2冊をいつもの文房具店へ買いに行く。小さな文房具屋なのに、ストックが切れているケースは一度もない。なぜだろう? ネットで検索して驚いた。イベントのチケット、写真アルバム、楽譜などなど、例を載せることができないほど多彩な活用策がある。こちらのような新聞切り抜きなんか、大昔の方法の一つでしかない。

 恐ろしやスクラップブック。使う人ごとに活用方法があるわけだ。そういえば、野帳の活用策の中にも、展示会や映画のチケットなどの半券だけを貼り付けている人がいた。本来の使い方ではあるまいと思ったか、スクラップブックの使い方も似たようなもんだな。

2025-07-16

お好みの小さなインテリア

 他人様のインテリアを見ると、ときに自分でも欲しくなる。好みは人それぞれだから、完璧に一致するものは少なくてあたり前。同好の趣味だったりすると、深みにはまるだけでなく細分化もされるので、これまた面倒だ。メガネ部品のネジだって売っているのだ。

 インテリアで何度も思いつく一つとして、ステンドグラスがある。最初から己の力だけで導入するには力不足だ。いや、正確には資金不足だし、場所もない。探せば卓上にかざるステンドグラスキットがある。「小学生低学年から制作が可能」というし、価格も郵送費を含めて1000円以内。初心者なら、まずはこのあたりから手を出してみるべきだな。

 夕食のお供として〝CUTTY SARK〟なるウイスキーを飲んでいたら、帆船もいいなと思い始めた。天井から糸で吊るせば、3次元的な飾り方もできる。思いつきで畜光テープを2巻も買ったことがある。あちこちに張り付けたけど、あっという間にあきてしまった……。

2025-07-15

自重トレーニングを展開

 Newsweekに「プッシュアップを極めれば、筋トレは『ほぼ完成』する」という記事が掲載されていた。器具も必要なベンチプレスをしなくとも、プッシュアップだけでエクササイズは完成するという。プッシュアップ、簡単にいえば腕立てふせのことではないか。

 新型コロナウイルスが世界的にまん延していた時期だった。こいつは何とかせねばならんと思い、始めたのが「腕立てふせ」。上半身だけでなく下半身も何とかせねばなるまいと考え、「スクワット」も加える。学生時代に空手をやっていたので、腕立てふせは「拳立てふせ」に変更だ。拳立てふせ40回、スクワット40回。これを実行しているわけさ。

 学生時代はともかく、最初はまったくできない。少しづつ回数を伸ばし、それぞれ40回を毎日実行できるようになる。来年からは50回に増やそうかなと妄想も出てくる。自重トレーニングで効果があるのなら、こちらの展開方法は間違いではなかったということだ。

2025-07-14

小さなメモ帳の需要

 スーパーやコンビニでも、小さなメモ帳を売っている。A7やB7サイズの手帳だから、ちょっとしたメモどころか、持ち歩くにも便利なのだ。普段は野帳「SKECH BOOK」を使っているのだが、チビッコなどと出かけるときには、もっと小型の方が使い勝手も良い。

 野帳は便利に使えるのに、なぜわざわざ他のタイプのメモ帳を持つのか? メモを持っていない人物に限って、「ちょっと書くものはないか」などという。最初から持ち歩けば良いのに、重要事項が発生してからあわてる。エライ人ともなるとメモどころか筆記具も持っておらず、ひどい奴になるとメモ帳どころか筆記具まで己のポケットにしまい込む。

 他人にメモを破り渡すには、野帳の場合だと面倒だ。その点、どこでも売っているメモ帳だとリング閉じなのでベリベリと破って渡すことができる。どこでも売っているのは、需要が大きいのかね。それとも、メモ帳がなくてあわてるヤツが多い証拠なのかな。

2025-07-11

ウイスキーのポケット瓶収集

 ウイスキー売り場へ行くと、買うこともないのがポケット瓶やミニチュア瓶だ。ミニチュア瓶ばかりを800本以上も収集していた人の番組を見たことがある。すさまじいの一言。こちらもマネをしたい。でも、2~3本集まったところでつい飲んでしまうのだ。

 収集には目的だけでなく、気合いも必要だ。ウイスキーを飲んでいるのなら、入手しやすいポケット瓶を集めれば良い。180ml入りのポケット瓶ならスーパーでも売っている。2本買い、1本は飲んでしまうが、残り1本をストックしておくなら何とかなるに違いない。棚の1列にポケット瓶が並ぶなら壮大だ、魅せるという気持ちも生まれてくる。

 趣味というのはガマン強さも必要だ。失敗ばかりだったのは、この「ガマン強さ」が欠けていたに違いない。収集趣味の秘訣は何だろう。金だけではない。過去から収集趣味の人はいたわけで、歴史にも名が残る。やはり集めるというのは、特別の人だけのものか。

2025-07-10

涼感を呼ぶ「水」

 暑さを和らげ涼感を演出する手段として、1000個もの風鈴を吊るす神社があるという。新聞に写真が掲載されていたけど、足元の部分がモヤモヤしている。さてはレンズの前に白く大きな障害物でもあったか。記事を読んだら、ミスト状の水が噴き出す霧なんだと。

 夏にチビッコどもを大規模な公園へ連れて行った。長さ10mほどのタイル状地面から高さ30㎝ほどまで水を吹き上げる施設があって、多数のチビッコどもがキャーキャー大騒ぎしながら踏みつけまわる。われを忘れながら騒ぐのは、やはり夏の定番施設だ。でも、費用もかかるから10数分おきに出てくる仕掛けで、有料の公園だからこそできる施設だね。

 近所の公園に井戸からくみ上げる手動ポンプがある。水がたまる部分は直径1mぐらいで、ちょっと深さがある程度。こちらがガンガン水を出してチビッコを遊ばせていたら、近くのチビッコどもまで集まりだす。でも、これが原因か、すぐに撤去されたのだった。

2025-07-09

国語辞典の編集方針

 小説などの文庫本は寝る前にふとんの中で読む。うつ伏せ体制だし、途中で眠くなるから、ほんの30分程度のこと。ミステリーファンであっても、他の分野の本を読む場合があるのは当然だ。新聞雑誌の読書欄で紹介され、また安価な本であれば読む気にもなる。

 パラパラとめくっているのは、三浦しおんくんの「舟を編む」なのだ。出版社で辞書の編集を担当している部門で、収録語数が20万語以上もある大型国語辞典を制作する話。読んでいて、こちらが持っている「新明解 国語辞典」の収録語数が気になり出す。すると77,500語以上らしい。百科事典のような国語辞典では、編集作業も物語になるのだった。

 作家の場合は文体というものがある。でも、国語辞典の場合は、特有の文体は排除しなければならない。こちらも石炭や建築リフォームなどの解説書を編集したことがあるけど、余計な文体はゼロなのさ。専門書も国語辞典も似たような編集方針があるものだねぇ~。

2025-07-08

「ふりがな」をふった本がトレンドになる?

 書店が減っているとか、読書離れが進んでいるといった話ではない。新聞に掲載されていたが、大人向けの本でも「ふりがな」をふる活動があるという。ルビ財団、ルビの日まであるというから驚く。古典を読んでいれば、確かにルビの必要性を感じるけどね。

 ルビフル大賞も設定しているという。昨年、グランプリに選ばれたのは科学雑誌「Newton別冊ムック」と「サッカードリブル解剖図鑑」。Newtonは定期購読をしていたので、専門用語が出てくれば読み方も不明だから、確かにルビは必要だ。ルビは異分野の本や雑誌なら必要だろうが、読んでいる人は少ない。未知の分野は、おりこうさんには必要なのだ。

「国語辞典を貸せ」と上司から言われたことがある。「知らない漢字なら教えてあげますよ」といったら、「もういい」と怒った。プライドが許さなかったのかね。本のふりかな、いわゆるルビというものは、大人だって意外と必要なのさ。面倒な作業が加わるけどね。

2025-07-07

初めて語られたのは、いつだ?

「むずかしいことをやさしく やさしいことをふかく ふかいことをゆかいに ゆかいなことをまじめに書く」。井上ひさしくんの言葉だ。名言として何度もあちこちで引用されているけど、いつごろ語られたものだろう。研究者でもないけど、気になるではないか。

 同じことを考えている人はいるものだ。検索してみると、ほとんどは引用ばかりだが、「レファレンス共同データベース」で見つかった。1989年のこまつ座の雑誌「The座」が初出らしい。でも、このデータベースは信用できるのかね? そうしたら、なんと国立国会図書館のサービスという。これなら間違いないだろうと、妙な安心感も出てきたのだ。

 冒頭のセリフは井上くんも繰り返し使っていたようで、微妙に異なったものもある。己のパターン展開の一つとなったわけで、マネする人も数多く出てくるのは当然だ。こちらも他人にマネされるセリフを考え出したいが、200%の確率で無理というものだねぇ~。

2025-07-04

来年の手帳が気になり出す

 どんな仕事をしていても、スケジュール管理は大切なこと。何年も前からパソコンやスマホなどのデジタル派か、それとも紙の手帳派かということが話題になっている。デジタル派か紙派かは、人それぞれ。こちらは1998年から「『超』整理手帳」を使う手帳派だ。

 7月に入ると、ラジオで「今年も折り返し点を過ぎましたね」というセリフを聞く。こちらも、そろそろ来年の超整理手帳を予約した方が良いかなと考えるではないか。昨年なんか7月に入ると同時に、通販サイトで予約した。売り出し時期が9月末なので、待っている期間のが長いこと長いこと。ときに忘れ去られているのではないかと不安になる。

 紙の手帳は記入の仕方もポイントだ。黒のボールペンで書くのが多いけど、赤や青でも記入する。シャープペンだって使う。黄色のダーマトグラフで線も上書きする。どんな手帳や手法を使っても構わないけど、次なる工夫がひらめかなければならないだろうね。

2025-07-03

ラジオを持って逃げよ!

 天気予報を見ていれば、ときにゲリラ豪雨や集中豪雨に注意と語られている。用語の違いはネットで検索すればOKだろう。己の身に降りかからなければ、どうでもよいのは人の常。防災用品の準備と言われたところで、なぁ~んにもしていないのがほとんどなのさ。

 ラジオ聞いていたら、おもしろい防災のCMが語られていた。一般的な事項の最後に「ラジオも忘れずに」というものだ。万が一のことを考え、こちらもSONYの防災ラジオを備えている。でも、出番がない。せいぜい親戚のチビッコが訪れたとき、動かして自慢する程度。リビングの一番目立つ場所に置いているけど、たまに動作させる程度なのだった。

 スマホを持っていれば、何があっても大丈夫と語るアホがいる。東日本大震災の時、そんな連中が充電施設に長蛇の列をなしていたので笑う。備えあれば憂いなし。とはいうものの、防災ラジオの手回し充電は便利なようで面倒。豪雨なら充電どころではあるまい。

2025-07-02

サメ肌水着はどこへ行った?

 スポーツでは、既定以内に収まっているなら、新素材の製品が次々と生まれる。工夫を凝らした形状なんて当たり前。新聞の特集記事では新形状のバット、棒高跳びでのポール素材、スケートでのスラップスケート、陸上での厚底シューズなどが紹介されていた。

 トライアスロンでウェットスーツを着ているとき、女子選手が「サメ肌水着」を着ていたのだ。どういう感触か触ってみたい。「触らせてください」などと言ったら、チカンと間違えられる怖れがある。グッとガマンしていたが、周囲からの注目度はナンバーワン。みんな似た思いを抱いていたのだろうが、スイム会場では確かめようがないのだった。

 スポーツショップへ行ったら、サメ肌水着が売っている。ここなら問題はないだろうから触れてみると、細かな凹凸を感じる程度だ。新素材や形状の変わった製品は、試してみないと分からない。ハワイでスイムパンツを買ったら、Sサイズなのにデカすぎたしね。

2025-07-01

「まとめ」だけでは仕方ない……

「ピークパフォーマンス」として、メルマガの冒頭に一言の要約のようなものをコメントしている人がいる。なんだ、ピークパフォーマンスって? 検索してみると、「個人の持つ能力を最大限に発揮している状態」らしい。なるほど、こちらも使ってみたいぞ。

 書籍では、1章分をまとめた「サマリー」を載せているケースも見かける。「要約や概要、要点など、物事の重要な部分を簡潔にまとめたもの」だってさ。ネットを見ていると、そんなサマリーのようなものばかりが載っているではないか。でも、本を読むと、そこに至るまでの経過や失敗、展開手法と注意点、実例などまでが詳細に記されているのだ。

 両者とも、読む方は納得したような気分になる。実行してみたところで上手くいかないのは、履歴のような状況が分からないからだな。マネをして、こちらもネットでピークパフォーマンスやサマリーを掲載してみようか。石を投げられるだけだったりしてね。