アイデアに詰まったら、己の世界とは関係ない分野に接することだと賢者はいう。なかでも禅の世界では隻手音声なんてことも考えねばならん。要するに、片手で拍手はできないけれど、片手で生み出す拍手の音とはどんなものかを考えるということらしいのだ。
常識を超える認識を促がす訓練で、あり得ない状態を想像する練習ともいえる。ならばオレ様も似たような訓練をすればいいわけだが、難点はいろいろ指導をしてくれる人物がまわりにいないこと。ではどうすればよいかといえば、アイデアマラソンの手法かな。
アイデアマラソンも始めれば300個ぐらいまでは考えつくけれど、そのあとがなかなか続かないのだ。10年ちょっとかかって10000個は達成したけれど、おりこうさんなどと言われた記憶もない。まさにアイデアを考えるのも、現代の禅の考案みたいなものだな。
作家のネタ案出も同じようなもので、ここはノートに書いておくしかないのだった。
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