2022-05-11

面倒な本はマンガでOK

 ダンテくんの神曲は、いずれ読んでみたいと思っていた。でも買えば買ったで本棚の肥やしになるのは目に見えているし、だからといって図書館へ行けば地獄篇、煉獄篇、天国篇などがあり挫折に到ることは一目瞭然。そんなとき「まんがで読破」シリーズは助かる。

 内容が面倒な本は読みやすいものに限る。届いたばかりだが、パラパラとめくってみると天国や地獄での場面が詳述されていて、なるほどそこから「神曲」というタイトルが導き出されたか。仕事の合間に読んだとしても、本日中にあらすじだけは押さえられるな。

 この「まんがで読破」というのは役にたつのだ。ゲーテくんの「ファウスト」に至っては、図書館で背表紙の厚さを見ただけで読む気が失せたから、このマンガで流れをつかむという手法は助かるのだった。あたかも読んだかのように人様に話しができるしな。

 オレ様はあらためて思った。読むのに苦労する古典は、このマンガシリーズで良い。

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