2022-05-31

「5W1H」と「カンカラコモデケア」

 むかしから文章を書くには、「5W1H」が必要だと言われてきた。5W1Hとは「いつ、どこへ、誰と、何を、なぜ、どのようにを書き込む」ということで、たまたま読んでいた新聞紙面の片隅に「ノートの作り方」として小さく掲載されていたのだ。確かに基本だね。

 こんな文章の基本は、いまや考えたこともない。オレ様の大学生時代は「カンカラコモデケア」がメイン。「感動、カラフル、今日性、物語性、データ、決意、明るさ」を書き入れろというもので、作文の基本として当時は流行っていた。今も昔も、文章やノートの書き方という基本は変わっていないのだな。というより、いまや考えてもいないのだった。

 文章の書き方に関する本は、本屋や図書館などでたまにチェックする。しかしだ、「5W1H」や「カンカラコモデケア」のように簡潔に教えるものは少なく、ゴタゴタと理屈を並べているのでスパっと頭の中に入ってこない。呪文のような一言が良いのだと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿