名画座かビデオかはか忘れたけれど、「地獄の黙示録」の冒頭シーン。ベトナム戦争時、ヘリコプター部隊の攻撃シーンで、銃撃兵のひとりが「ワーグナーのこれが一番さ」などといって音楽を大音量で流していた。これが「ワルキューレの騎行」だったのだ。
この「ワルキューレの騎行」は、ワーグナーの「ニーベルングの指輪」に収められていることを知ったのはだいぶあと。CDを久しぶりに聞いてみれば、気力がないときにはこれを聞くのが一番だ。YouTubeにもある。ならばと図書館で「ニーベルングの指輪」を読んでみたが、人物名になじみのないものが多く読みにくい。さっさとあきらめたのも当然よ。
クラシックにのめり込むのは、たぶん映画の力だろう。ヒトラーくんもワーグナーファンだったらしく、そのためワーグナーくんまでスポイルされたらしい。調べると、ヒトラーくんが生まれる前の時代の人ではないか。いじめっ子に歴史は関係ないという例だな。
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