2022-08-26

葛飾北斎の「富嶽三十六景」

 10数年ほど前のことだが、全国で訪れたことのある36都道府県の訪問記をシリーズ化してBlogに書いたことがある。転勤や出張があれば件数も増えるのは当然だ。そこで考えたのは、何らかのテーマを持った訪問記を書くならば己なりのヒットとなるに違いない。

 海外の古典美術サイトを見ていたら、なんと葛飾北斎くんの「富嶽三十六景」が紹介されているではないか。ヨーロッパ系の古典的画家はほんのりした風景を描いているけれど、この「富嶽三十六景」のなかでも「神奈川沖浪裏」にいたっては躍動感がある。まさにオレ様のハートにビビビッと来るとはこのことよ。他と比較してみることも大事だな。

 オレ様は浮世絵師でもなければ美術関係者でもないけれど、「富嶽三十六景」をテーマとした富嶽記を書かねばなるまい。思うだけならアホでもできようが、問題は続けられるかということ。思うのは簡単だけれど、続けるのはむずかしいというのはこのことよ。

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