松岡正剛くんは「千夜千冊」などという読書レポートを出している。これは単なる読書案内ではなく、自分が感じたポイントをメインに書いてあるような気がする。だから時にネット上には、「読書案内としてはポイントがズレている」なんて意見が出るわけだ。
読書レポートとしては、己がポイントと思ったところを書くのが当然ではないだろうか。かなり昔のことだが、オレ様が読んだ読書ノートの書き方にも、「ノートの見開き2P、もしくは4Pに書くこと」なんてことが述べられていた。その本で己がピンと来たことを書くのだから、あれこれと書いていたら時間ばかりがかかって本末転倒のような気がする。
ネット上には、その本の要約みたいなことばかりが述べられている。たいがいの人にはそれで十分なのだろうけど、やはり己にビビンときた部分がなければ、世にいう読書家の読み方ではないはず。それが松岡正剛くんの読書レポートの書き方なんだろうなぁ~。
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