2023-02-16

役に立つ発想とは

 いつもお仕事をしている時は、うるさくない程度でラジオを流している。ゲストはミュージシャンがほとんどで、話している内容もたいがいが将来の夢物語ばかり。いくつかは実現しようが、同じ夢でも短期目標、長期目標と区別して考えられないものかと思う。

 大昔のアナウンサーだった鈴木健二くんには「ビックマン愚行録」なんて著書があった。これをもじって、オレ様は「映画愚考録」という原稿を書いたことがある。建設雑誌だったので、いろいろ観た各種映画に出てくる住まいを、部屋のインテリア構成に絞って構成したのだ。評判にはならなかったのは当然だろうけど、ふざけるなとも言われなかった。

 1000個のアイデアのうち、ものになるのは一つか二つ。プロ野球選手でも三割ほど打っていれば新聞の一面だし、ミュージシャンだって評判となる曲が一つあればラジオに出演できる。どんな分野でも世間様の評判となるような役立つ発想は、なかなか出ないものよ。

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