2023-05-19

「起承転結」の展開手法

 チビッコどもにテレビ番組を見せていると、数年も続けば、すぐに続編が登場する。次のチビッコ世代に対応するための展開なのだから、新たなヒーローやヒロインが誕生するわけがない。考えた通り、ここしばらく2代目3代目といったシリーズばかりが多い。

 物語の展開手法として、「語るテーマは小さく、そして数を集める」ことがあるらしい。古典的展開でいえば「起承転結」の「起」だけを替え、「承」は時代状況に合わせた展開、「転」「結」はいつもの物語のパターン。このパターンだけはしっかりと受け継がれているわけで、新たな手法が登場するには数10年単位の時間がかかるということだな。

 特許でもこのパターンは多いらしく、小さな部分展開だけを押さえる。こうして、いわゆる死蔵特許が増えるわけだ。思いもつかないようなことを考えれば、人様からはアホといわれることになるが、オレ様は遠い未来しか見ていないということで単なるアホなか。

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