2023-12-19

「印籠」という武器

 テレビはまったく見ていないけど、水戸黄門のドラマは今でも放映されているのだろうか。ドラマも終盤になると「この印籠が目に入らぬか!」と助さん格さんらが、葵の御紋の入った印籠をかざす。印籠とは、何の目的で、なぜ部下が持っていたのだろうか。

 本をいっぱい出版している明治大学教授のオッチャンも、この「葵の御紋」の入ったみやげ物の印籠を旅行のついでに買ったきたらしい。学生らが飽きてきたときだろう授業中に、「これが目に入らぬか!」と一喝してと印籠をかざして笑わせる。なるほど、こうした使い方もできるのかと納得したものだ。講義ばかりでは、学生もあきてくるからね。

 オレ様のいた大学にもアメリカで研究をしていた教授は、変化球のような展開を時に学生らに投げかける。そう考えれば、水戸黄門のドラマも長年続いているから、葵の御紋の入った印籠をかざす手法を知っている人は多いはず。みやげ物だってネットで買える。

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