2023-12-15

旧暦と新暦の混在した文化

 年末ともなると必ず話題に出てくるのが「赤穂浪士による討ち入り」だ。何度も映画やドラマで見ているし、本やネットで関連の話題も読んだことがある。討ち入りは元禄15年12月14日とあるけれど、これは旧暦のことで、新暦なら1703年1月31日の出来事という。

 旧暦(太陰暦)と新暦(太陽暦)の表記が混在しているから、物語を読む方も混乱する。ある手帳の考案者が旧暦に関する六曜の表記は、現代では必要なしと判断して削除して販売した。そうしたらホテルなどの関係者などからクレームが入り、翌年からは従来の表記にもどったのだ。六曜なんか気にしたことがないので、気づきもしなかったけどね。

 新暦に切り替わった大昔、祝日も設定されたはずだ。特定の〝〇○の日〟などは祝日ではないけれど、旧暦と新暦のどちらを使っているのだろう。国の歴史的な文化なのだといわれれば、さようですかとこちらも黙るしかない。何とか切り替えてほしいもんだ。

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