2024-07-08

ハイパー七夕を考える

 新聞に「七夕」の用語解説が掲載されていた。「七」は7月7日の当て字らしい。「夕」は月の象徴で、昔は夜を表していたという。要するに、意味は7月7日の夜ということで、新暦や旧暦の解釈、観光業者の展開方法により面倒な期日の設定になるのだな。

 山口市の商店街では、「山口七夕ちょうちんまつり」が開かれるという、吊り下げられた数多くのちょうちんに灯がともり、写真を見ると幻想的な雰囲気をかもし出している。一方、山形県南陽市の熊野神社では1000個以上の風鈴をつるした「かなで」が開かれるらしい。風鈴の短冊には願い事を書くという。さまざまな展開があるものだなと感心する。

 クリスマスイルミネーションだって、さまざまなスタイルが考案されているのだ。現代風の七夕を目指すなら、前記の例でいえば、ちょうちんを上下に動かしたり、風鈴にLED電球を埋め込めば良い。アイデアはいいけど、金もかかる。いや、かかりすぎるか……。

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