2024-07-18

新聞スクラップから新アイデア

 新聞を購読していても、普通の人なら単に眺める程度だろう。熱心な人ならテーマを決めてスクラップするのだが、今度はスクラップブックが何冊も溜まってくる。こうなると、人間様は〝いつかは役に立つ〟などと思い、捨てられなくなるから困りものなのだ。

 偉いオッチャンだったようだが、外山滋比古くんは古いスクラップは捨てよと述べていた。「いつか」は役に立つと思うけど、その「いつか」は彼によると永遠にやってこない確率が大きい。過去にも同じようことをBlogに書いた気もするが、こうした不安は何年かに一度は襲われる。新聞スクラップとは不思議なもので。人間心理にも影響を与える。

 なぜ、同じようなことを何回も書くのか? 大宅壮一くんの伝記を読んでいたら、新聞や週刊誌などの専門図書館である「大宅壮一文庫」のことが書いてあったので、いくつかの記憶が結びついたのだ。この結びつきこそ、新たなアイデアの宝庫らしいのだがね。

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