2024-08-30

家具や電気製品をどう捨てる?

 毎日のようにキリキリと生きているわけではない。海外の山などで、大型家電製品をこっそりと捨てている動画だって観る。映し出す小型の監視カメラを仕掛けているのは、いったい誰なのだろう? 捨てる方だって、目につかない時間帯を狙っているのだね。

 家具や電気機器を捨てる連中は、捨てる場所をちゃんと見つけている。例えば、ブラウン管テレビを遠い場所にある公園の池に捨てるのを手伝ったことがあるし、ある人は近所の山に穴を掘り、不要となったパソコンを埋める話をしていた。大型の家具や電気製品をまじめに捨てるとなれば費用や手間もかかるので、捨てる方も知恵を絞っているのだ。

 一方で、正当な方法でゴミを捨てている人もいる。デスクトップパソコンを小さな部品にまで分解し、〝燃えないゴミ〟専用のゴミ袋に入れて捨てる人の話を聞いた。それが正しい方法なのかは知らぬ。大昔の話ばかりだが、捨てる方だって知恵を絞っている。

2024-08-29

ルービックキューブとアイデア展開

 ルービックキューブの人気が復活しているらしい。こちらは一般人なので、そのわけを探るのは社会学者の役割か。6面を数秒で同じ色にそろえるベテランともなると、目隠しや片手でも出来るという。人気のサイクルもあるようだけど、何がきっかけなのだろう。

 マスの組み合わせ方は、なんと約4325京通りもあるらしい。そこで考えてみた。適当に廻した状態で6面の展開図をノートに描いて眺めていれば、新しいアイデアが生まれるのではないか。また、考えているうちに他の分野の案が浮かぶかもしれん。デザイナーならば、新たなデザイン案を生み出すきっかけとなるはずだ。と、妄想は大きく広がる。

 どんな職業でも、ちょっと変わったアイデアを出さねばならない。その思考作業の一つとして6面展開図が案の創出、休憩などさまざまな場面に役立つだろうと思う。ヘンチクリンなオッサンと指さされる危険性があるけど、天才は気にしないから天才なのだ。

2024-08-28

白色インクの乾燥

 プラスチックや段ボールなどに何かを書き込むとき、マジックペンを使って書きつけるだろう。下地の色が濃い灰色や濃紺などになってくれば、黒や赤といった通常の色では目立たなない。そんな場合、書き損じた紙の裏側に書いて貼り付けている人も多いと思う。

 濃紺の表紙を持つ野帳というノートがある。この野帳の解説本を読んでいて、表紙に白色のマジックペンでタイトルを書き込んでいる写真が掲載されていた。野帳のファンともなれば、画期的な方法はマネをするに限る。最近の動向なのか、製造方法のためかは知らないけれど、メーカーが違ったところで白色を出すペンはなぜか水性ペンばかり。

 白色の水性ペンで書くと、なかなか乾燥しないのが難点。先日も野帳の表紙にタイトルを書きつけ、ちょっと開いてみたら、インクがダラリと流れ出す。以前も同じ失策があったな。またもや同じことをやらかしてしまう。失敗というものは繰り返すものだね。

2024-08-27

「暗唱」の練習

 中東に住む人たちは、メモなどを取らなくとも覚えているらしい。何でだろうと思い作家が聞いてみたら、「コーランを暗唱している」からだという。1日に何回も祈りをささげる彼らの生活パターンが、知らず知らずのうちに暗記力向上に役立っているのだな。

 修験道でとそう行に参加すと、山の何ヵ所かの要所で約5分ほどの経文を唱える。これならできると考えたのだが、1年ほど唱えていれば覚えてしまう。本業なら経文もたくさんあるのだろうけど、ただの参加者なら、そこまで求められない。一方、キリスト教だと聖句の暗記が必須という。要するに、本業とするなら暗記のための暗唱は必須なのだ。

 何を主体に暗記の練習をしようか。そんなことを考えているうちに、あっという間に忘れてしまうのが一般人だろう。そして何年も過ぎると、暗唱の必要性を述べる本などに出会う。人様が簡単にマネのできないことを書かないければ、本も売れないのだね。

2024-08-26

伝えられる「秘伝」

 Youtubeには武道系の動画もたくさんUPされている。弓道一つとっても流派、活用方法などあるのだけど、気になる一つのセリフがあった。それは「ここから先は『秘伝』となります」。弓道部に所属していた大学時代の後輩がいたけど、今や連絡すら取れない。

 驚きは、その2~3日後にもやってきた。ラジオでミュージシャンのギター奏法を解説していたら、なんと「その先は秘伝中の秘伝」などと述べていたからなのだ。武道系の月刊マガジンにも「秘伝」というのがあったな。実はストレッチ系の本を買ったら、「秘伝」という会社のものだった。秘伝とは、解説本を買って読めということと同義語か。

 大手出版社には新人著者のために、占術チームまでいるらしい。本当かな。多分にして秘伝とは、教えてすぐ出来るものではなく、あるレベルまで上達してきてから教えるコツみたいなものか。本に秘伝と書いてあっても、実行したところで初心者には無理なのだ。

2024-08-23

特定分野の研究家

 世の中にはメジャーな分野での研究家がいる一方、変わった分野の研究家もいる。マンガのゲゲゲの鬼太郎の生みの親、水木しげるくんは、自分で〇〇学会なんてのを作っていたらしい。自分自身が会長兼会員で、誰にも邪魔されないから気楽と語っておったな。

 古本関連のメルマガを読んでいたら、なんと探偵小説研究家という人物がいるらしい。研究書も何冊か出版しているらしく、存在を初めて知ったのだ。ミステリーやホームズといった特定の研究グループは有名なので知っているけど、探偵小説全般の研究家までいたとは。探せばマイナーな分野の研究家は、星の数ほどいるに違いないと思うのであった。

 探偵ナイトスクープというテレビ番組がある。見ていると、世間で知られていない分野の研究家というのはいるものだ。こちらも一つのことを千日間続ける千日行実践学会なんてのを設立しているのさ。会員は自分一人だけだが、データはちゃんと残しているぞ。

2024-08-22

毎日1%の向上

 ランニングを始めたばかりのころは、体力やスピードがなかなか向上しない。ヒイヒイいいながら続けていると、1年後にはフルマラソンも走れるようになる。まさに継続は力なり。でも、この「継続」という行動は心理的に大きな負担となるなるからややこしい。

 スポーツの前後にはストレッチが欠かせない。この教本を入手したことは以前にもBlogに書いたが、なかなかに難儀なのだ。読書猿くんの「独学大全」でも述べていたけど、最初は簡単な教本にすることが肝心なのだ。またこの本にも「毎日1%の向上」と書いてあるではないか。最初からできなくてあたり前なので、向上のレベルはこれでOKなのだな。

 この「毎日1%の向上」というのは心の光明だ。1%前進したとして、次はその1%の維持も必要だろう。こちらみたいな一般人は酒も飲まねばならんので、「一日一歩三日で三歩 三歩進んで二歩さがる」といった歌のフレーズにもおよばない。先は長いなぁ~。

2024-08-21

お遍路の道の標識

 本屋や図書館へ行っても、読もう読もうと思いながら手にしていなかった本がある。「ハーメルンの笛吹き男」で、ストーリーはわずか1~2ページでほとんどが研究内容の解説ばかり。過去から議論百出といった様相だったから、歴史研究者の出番なのだね。

 一つの案に巡礼といった説もある。巡礼話なら、日本の四国にも「お遍路」といった伝統があるけど、本当に空海が開いたのだろうか。真実は伝説のベールに包まれている。ネットを見ていたら2年前の記事に、遍路道の道案内標識が掲載されていたのだ。歩き遍路の人たちのために、道案内の標識などもそれとなく表示されているから驚きなのだった。

 海外青年協力隊でブルガリアへ行った人が、帰国後に歩き遍路を実行した。日々の行動をネットに掲載していたけど、熱心なのは巡礼者および支援の住民ばかりで、寺側にとっては観光行事の一環らしい。お遍路って宗教行事なのか、それとも観光産業なのかな。



2024-08-20

忘れたころにやってくるもの

 東日本大震災、能登半島地震、南海トラフ巨大地震など、何年かおきに発生する大地震。新聞などでは識者のコメントが入っているけど、これを読んもプレートの移動がどうだとかいう話が多く、結局のところ計測機器などのデータをベースに推測するしかない。

 Blogに何度か登場していただいている寺田寅彦くんは、「天災は忘れたころにやってくる」と語ったらしい。弟子の中谷宇吉郎くんが後に大々的に発表したのだが、当時の新聞記者らは何度調べてもどこにも書いていないと疑問を呈した。あわてたのは中谷くん。寺田先生は「こういう意味のことを語っていた」と苦しい弁明したと随筆に書いている。

 きっかけを発見し発表する人は、内容も基本的な案になってしまう。何かの新製品が発売されたら、似たようなものどころか、各種機能がプラスされた製品が出てくる状況に似ているね。世間で当たり前のようになった時期に登場させなければ、インパクトはない。

2024-08-19

「SASUKE」がオリンピック種目になるの?

 オリンピック競技種目には新競技が増えてくる一方、削られている種目もある。十種競技はぼんやりと種目が予測ができるぐらいなもので、近代五種ともなったら種目すら述べられない。複合競技なので、そもそも全体を統括する競技団体なんてあるのだろうか。

 新聞をめくっていたら、人気が低迷する近代五種の代わりにテレビ番組で有名になった「SASUKE」が挙げられているらしい。見たことがあるどころか、トレーニング風景まで放映されていた。もろ手を挙げて賛成する人は少ないというが、反対する選手はいないというから話はややこしい。特に開催コストだって9割ほども削減できるらしいのだ。

 本当に「SASUKE」がオリンピック種目になるのだろうか。まゆつば話かと思っていたら、ラジオ番組でもその動きが紹介されていたから驚き。トライアスロンだって冗談話からスタートしたとの話があるから、何年後かにはオリンピック種目に採用されていたりして。

2024-08-16

メールアドレスは必要ツールなのに……

 大手の新聞社なら、歴史上の写真というのは大量にストックされている。戦時中の海外支局の写真が某新聞に載っていたけど、その中に記者らに交じって記事を本社に送る電信員が写っていた。記者だけでなく、新聞社にはさまざまな職種の人がいるのだ。

 電信員の写真を見て、1週間ほど前のニュースを思い出した。どうやら電報というものをNTTはやめるらしい。現在の電報需要というのは、冠婚葬祭のあいさつを一言で送る場合だけだろう。その冠婚葬祭だって自分の身の回りで常に起きるものでもない。もっとも相手のメールアドレスを知らなければ、電報を使うしか方法がないともいえるけれど。

 何年か前、年賀状しか送ってこない同級生に「メールアドレスくらい書いてよこせ」と文句をいった。そうしたらプツンと接触が切れたのだ。書いたら書いたで、迷惑メールの心配でもしているのだろうか。電報も冠婚葬祭にしか使われないのでは需要も少ないはず。

2024-08-15

リゾートホテルのバー

 都心部にあるようなビジネスホテルなら、ホテル内で酒を飲むことはほとんどない。飲むとしても近所のコンビニ、もしくはホテル内の自販機でビールを買う程度。たいがいは飲みに出る。大規模ホテルだと内部にバーが設置されているけど、規模は小さいもんだ。

 リゾート地ならどうか。海外のホテルだと、内部はもちろんプールの脇にだってバーがあり、カクテルなどが飲める。国内のリゾートホテルのバーに立ち入ったことがあり、本来のバーらしい内装や規模だったのでビックリした。ただし、調子によく飲んでいると、酔うというよりも金銭の心配が出てきたので、優雅な雰囲気を崩さないようにして退散よ。

 そんな気分など、バーテンダーならお見通しだろう。飲み屋街の居酒屋ならヘロヘロに酔っぱらったことは何度もあるが、ホテル内のバーならそんなわけにもいくまい。スタイルよくバーで飲むなんてことはできないけど、これは支払うべき金額なのだろうと思う。

2024-08-14

「転」と「コ」「デ」がない?

 今は読んでいないけど、某新聞に大企業の社長らのインタビュー記事が何回かに分けて連載で掲載されている。読んでみると、これがさっぱり面白くない。しかし、その狙いは広告出稿を狙っていると他紙に掲載されていたものさ。なるほど、遠大な作戦だな。

 ベテラン記者などが書いているのだろうから、押さえるべきポイントは押さえているはず。でも、なぜ面白くないのか考えてみたことがある。全体の記事構成で、起承転結の「転」がないのではないか。また、カンカラ作文術でいう「コ(今日性)」と「デ(データ)なども欠落している。人生に失敗などがない、実に淡々とした構成なのだと思う。

 人様の文章ならいくらでも文句は言えるが、己で書くとなると難儀なもの。オリンピックで金メダルを逃したからといって、文句ばかりネットに挙げている連中に似ている。人生の過程において「転」があったはず。でも、夢のような「結」しか人は認めない。

2024-08-13

問いを立てる力

 学生時代はともかく、社会人になったら仕事や勉強で何が必要になるのだろう。聞いてみれば、あれこれとたくさんの具体的事例を人は挙げる。何の本に書いてあったかは忘れたが、学者同士の講演会だと「もっと抽象的に言ってくれんか」と文句が出るらしい。

 偉い学者でも、ビジネスの世界に入る連中がいる。そんな人のインタビュー記事をヒマついでに読んでいたら、大人になって必要な力とは「創造力、想像力、問いを立てる力」なんだと。う~ん、抽象的すぎる。それでも創造力、想像力は何となくイメージできるけど、問いを立てる力を説明するには、何をどうしたらよいのだろうと迷ってしまう。

 思い出したことがある。「ハーバード白熱教室講義録」なんてのを読んでいたら、講義後の討論に多くのページが費やされていた。著者のサンデル教授が言うには、賛否よりも疑問を立てることが重要らしい。問いを立てる力とは、説明できるようでできないものね。

2024-08-12

「それでもできない人のために」という項目

 思うところあって、ストレッチに関する教本を買った。このところ本屋がどんどん閉店しているというニュースを耳にするわけだが、こちらも本屋ではなくAmazonで入手したのだ。ネットで内容を調べてから買った方が、誰が何といおうと必要な本を入手できる。

 ストレッチの内容ともなれば、実行方法の写真が掲載されている。それを見たところで、簡単にできないことは想像がつくだろう。ページをめくっていると「できない人のために」といった項目があった。でも、それすら難儀。驚いたことに、「それでもできない人のために」という項目まであるではないか。入門者のための入門コースみたいなものか。

 超簡単なストレッチなら、身体がギシギシいうけど何とかなる。達成までの道のりは、あまりにも遠い。何事でも最初からできる人などいないのだから、「それでもできない人のために」という項目があっても良い。入門者には入門のための教本があるものさ。

2024-08-09

日付、時刻を入れろ!

 エッカーマンくんの著した「ゲーテとの対話」だったか、ゲーテ自身が書いた本かはとっくに忘れた。ともかくゲーテくんは書いたものには「日付を入れろ」と言っていたらしい。今やパソコンやメールが主流の時代で、日付なら記録されているではないか。

 書き終えてた場合なら、パソコン本体に記録される。しかしだ、書き直しはもちろん、メールなら何回かはやり取りをすると、表示されるのは最新の日付だけ。そうなると、最初の日付が分からなくなってしまう。プログラマーならHDDから引っ張り出す方法を知っているのだろうけど、一般人では不明になるのだ。やはり時系列に一覧できた方が良い。

 偉いオッチャンとメールのやり取りをしていた時、挨拶や本文の前に「〇年〇月○日 時刻は○〇」と書いてくる。初めのうちは、うっとうしいもんだと思っていた。でも、何度もやり取りを繰り返していると、これが後から生きてくる。年月日、時刻は大切よ。

2024-08-08

仙人で町おこし

 伝説ならば、町おこしといったイベントにも使えるようだ。昔のテレビ番組でヒットした「新聞によりますと……」というワードを借りるなら、どうも秋田県で仙人になる修行イベントがあったという。話題のきっかけとなるなら、何でも使えということだな。

 仙人修行とは何をするのか。滝行や座禅、断食などを3日間にわたって行うらしい。ハイライトである滝行は、高さ20メートルほどもある滝に打たれる。水圧に耐えるには、気合いの声を上げなければ、とてもできない。でも、仙人修行とはいっても、やっていることは山伏のとそう行みたいなものか。記事だけでは詳しいことは分からないけれどね。

 山伏修行で滝に打たれたことがある。年中、崖の上から水滴が2~3秒ごとにポタリポタリと落ちてくるので、この水滴に打たれると縁起が良いらしい。滝とは大きくイメージが異なるけど、こちらも頭に受けた。本当の滝では、足だけ入れて経文を唱えるだけよ。

2024-08-07

WTとWG

 新聞雑誌を読んでいれば、ワーキングチーム(WT)とかワーキンググループWGとかいった用語が出てくる。なるほどと思って読むのだが、そもそもWTとWGとは何がどう違うのだ。対象となる現場にいる人ならともかく、分かるようで分からない用語だね。

 調べてみると不明な人はたくさんいるようで、区分けの質問が出ている。WTは「割り当てられた作業を実施するグループのこと」、一方WGは「特定の問題の調査や計画推進のため設けられた部分」だという。簡単にいえば、与えられた計画を実行するのがWTで、計画作成のための案を考えるのがWGらしい。そんなもんかなと理解したのだった。

 PDCAサイクルというのがある。PlanあたりがWGで、DoがWTということになるのかね。となると、CheckやActionにだって専門チームができたとしても不思議ではない。なんだか、仕様書を作成したり実行・修正したりする展開に似ているような気がするぞ。

2024-08-06

力を抜くことの難しさ

 オリンピックが開かれていれば、新聞テレビ以上にネットでも選手の動向が話題になる。メダルを取ったともなればスポーツ団体だって競技人口を増やする契機となるし、スポーツメーカーだって道具の素材やデザインからウェア、栄養面まで知恵を絞らねばならぬ。

 案外と忘れられがちなのがメンタル面だ。大舞台に立てば緊張するのはもちろん、負けて泣きじゃくる選手だって出てくる。本屋や図書館で運動コーナーをのぞいてみたまえ。メンタルトレーニングだけにテーマを絞ったものはもちろん、各種競技の本にだって簡単ではあるがメンタル面に触れている。意外とスポーツの裾野は広いことに驚くだろう。

 トライアスロンで選手コースへ入るSWIMの標準記録を、一度だけ突破したことがある。最初はストップウォッチのトラブルかなと思ったが、ちゃんと動いているではないか。次の大会で力を入れて泳いだら、なんと普通のタイム。一般人は、こんなもんなのさ。

2024-08-05

十種競技の人気度

 オリンピックが開かれていれば、好き嫌いの種目があったとしても注目はされる。人気のある新競技種目がどんどん追加され、人気のない伝統競技は削除の対象になるわけだ。そこで競技団体も考え、団体戦から個人戦、体重別などとカテゴリーを広げ行くわけさ。

 知ってはいても、見たこともない陸上競技に「十種競技」がある。2日間にわたって行なわれるらしいけど、種目をすべて正確に答えられる人は何人いるのだ。資金など力のある団体でも、結果は新聞の片隅に掲載される程度。武井壮くんは国内の10種競技で優勝したことがあるらしいけど、活躍していた若かりし頃は名前も知らなかったからね。

 競技団体もリレー形式など新たなスタイルに知恵を絞ることになる。採用されたばかりの競技でも、十種競技のように組み合わせ方法を考えれば、トライアスロンのように新種目が生まれるかもしれない。採用されるまで年数もかかるけど、知恵の絞りどころだな。

2024-08-02

メダルを取得する秘密は「継続」だ

 新聞テレビはもちろん、メルマガを読んでいてもパリオリンピックの動向が話題の中心を占めている。毎年実施されているツール・ド・フランスは行なわれたのだろうか。6月ごろにフランス南方へ場所を移して開催されていた。観戦する方も忙しいものよなぁ。

 オリンピックで金メダルを取得しようものなら、スポーツクラブなどへその競技種目の入会者が増えるらしい。まさにメダル効果。入会のメインはチビッコだから世間の動向を見る目も狭いのは仕方ないとして、問題は親の方だ。あれを見ればこちらへ、社会で話題になればそちらへ、とまぁクルクルと変わる。これではチビッコの方も迷惑だろう。

 こういう親は案外と存在する。近所にいたチビッコは2~3ヵ月ほどで、他の競技を始めているので目につく。他の競技に転向するのはいいとして、「継続は力なり」の言葉どおり最低でも3年ほどは続けてもらわんとね。メダルを取る人たちは、その象徴なのだ。

2024-08-01

児雷也とヒキガエル

 チビッコどもが夏休みに入ってたようで、大人も交代制などで夏休みに入る。現在はパリ五輪や高校野球などの話題で、新聞テレビに釘付けになる時間も増えることだろうね。旅行で田園地帯へ出かければ、聞こえてくるのはゲコゲコというカエルの鳴き声よ。

 いつもと違った地域へ出かければ、妄想も膨らむ。特に田んぼが見えれば、大きなヒキガエルに乗った児雷也を思い起こす。「児雷也」は「自来也」ともいうのか。歌舞伎や講談などで、明治初期ごろには登場しているキャラクターのようだ。もはや話題が満載どころか、検索ワード候補まで数え切れない。ちょっと良さげな拾い画像でも載せておこう。



 児雷也という人物像は話題としてなら知っている。そもそも講談自体が、ラジオで一回しか聞いたことがない。夏の話題として有名なのは怪談話。たまには児雷也とヒキガエルをセットで登場させれば受けることは間違いなし。七夕飾りにも登場しないかなぁ~。