2024-08-21

お遍路の道の標識

 本屋や図書館へ行っても、読もう読もうと思いながら手にしていなかった本がある。「ハーメルンの笛吹き男」で、ストーリーはわずか1~2ページでほとんどが研究内容の解説ばかり。過去から議論百出といった様相だったから、歴史研究者の出番なのだね。

 一つの案に巡礼といった説もある。巡礼話なら、日本の四国にも「お遍路」といった伝統があるけど、本当に空海が開いたのだろうか。真実は伝説のベールに包まれている。ネットを見ていたら2年前の記事に、遍路道の道案内標識が掲載されていたのだ。歩き遍路の人たちのために、道案内の標識などもそれとなく表示されているから驚きなのだった。

 海外青年協力隊でブルガリアへ行った人が、帰国後に歩き遍路を実行した。日々の行動をネットに掲載していたけど、熱心なのは巡礼者および支援の住民ばかりで、寺側にとっては観光行事の一環らしい。お遍路って宗教行事なのか、それとも観光産業なのかな。



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