2024-08-16

メールアドレスは必要ツールなのに……

 大手の新聞社なら、歴史上の写真というのは大量にストックされている。戦時中の海外支局の写真が某新聞に載っていたけど、その中に記者らに交じって記事を本社に送る電信員が写っていた。記者だけでなく、新聞社にはさまざまな職種の人がいるのだ。

 電信員の写真を見て、1週間ほど前のニュースを思い出した。どうやら電報というものをNTTはやめるらしい。現在の電報需要というのは、冠婚葬祭のあいさつを一言で送る場合だけだろう。その冠婚葬祭だって自分の身の回りで常に起きるものでもない。もっとも相手のメールアドレスを知らなければ、電報を使うしか方法がないともいえるけれど。

 何年か前、年賀状しか送ってこない同級生に「メールアドレスくらい書いてよこせ」と文句をいった。そうしたらプツンと接触が切れたのだ。書いたら書いたで、迷惑メールの心配でもしているのだろうか。電報も冠婚葬祭にしか使われないのでは需要も少ないはず。

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