本の巻末には「参考図書」という項目がある。著者が書籍を書く時に、何らかのデータを引き抜いてきたり、ここでも語られていますなどという場合に必要なのだ。掲載されていない本もあるのだが、何もなければ本など書ける場合は少ないと思うのだけどね。
何とか学会のメンバーをやっていたオッサンのエッセイ本を読んでいたら、参考図書なるページがあった。己の書いた書籍がほとんどだが、その中の一冊を読んでみた。驚くことに、似たような話のオンパレード。参考図書とはいってもベースは似たような内容で、新刊は新たなデータや話が加わっただけ。これも著者や出版社のテクニックなのだな。
参考図書というページがあったなら、それらにも目を通しておけとジャーナリストの立花隆くんが語っていた。これは著者などのスタイルであって、一般人には向かない。マネをしてみたところで無用な時間と金を使うだけ。まんまと一杯食わされたようなものさ。
0 件のコメント:
コメントを投稿