2025-02-18

Blogにも「七五調」を使ってみる

 老齢となった司会専門のような芸能人だった浜村淳くんが、毎日新聞のインタビューで語っていた。初めて司会役でバンドの紹介を頼まれたとき、やけくそで「七五調」のテンポで語ったら、これが大うけ。後々の方向性を決めるきっかけになったというのだ。

 文言も出ていたので読んでみた。まったく「七五調」になっていないぞ。語り調子がテンポとして七五調にマッチしていたのだろう。となれば、こちらも七五調の雰囲気を出すようなBlog記事を書けば読者も増えるに違いない。挑戦してみたが、できるようで出来ないものだ。最初は、〝どうにでもなれ〟といったやけくそ気味の気分も必要なのだろう。

 ヒットした歌謡にも、何らかのテンポが刻み込まれている。雰囲気をかもし出すことが重要で、そのひとつが七五調的な調子なのだ。古典文学の秘密を知ったような気分……。どんな分野でもヒット作というものには、古典的なテクニックが隠されているものだな。

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