2025-02-12

受験と時計

 国立大学は、すべての入学試験が終わってはいないだろう。入試だけでなく、各種資格試験においてもカンニングはあるはずだ。そのテクニックもハイテク化している。スマホを使う者の場合がいて、全国ニュースになった。新たな方法は次々生まれるものだな。

 筆記試験で重要となるツールの一つに時計がある。受験生は多いのだから、必ずしもすべての会場に時計が設置されているわけでもない。腕時計を目の前に置くどころか、過去にはコンパクト時計を置いている者もいた。カンニングのために時計の針に回答を記述したところで読めるはずがないし、会場を見回る試験官にだって見つかるはずなのだ。

 ハイテク化しているカンニングのテクニックだ。手の甲に書き記し、なめた時だけ数秒間だけ浮き出る薬液があったとしたら売れるだろう。現代の技術なら可能な気もするけど、超高額になるに違いない。そもそも人生は、いつどこで芽が出るか分からないものさ。

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