何かスタートしたなら、最初だけは熱中してしまうが、そのうち飽きてくる。資格試験においても、めんどくさい参考書や問題集を最初にそろえるのが一般人。買ったばかりの教科書は読んでいるうちに眠くなる。「国史」もそうだったので始末に負えぬものだ。
世の中には、いろいろな格言やことわざがある。忘れていても、時にフッと思い出すものだ。「小さく始めて大きく育てる」。そうなのだ、スタート時には薄っぺらな簡単な教科書を繰り返し読む。あちこち探さねばならないけど、思わぬ時に見つかるものだから、そうしたことは運命といえる。難点は、運命の本はなかなか見つからないものだけどね。
経済学のペラペラな本を買ったことがある。読んでみると、要点だけをまとめたようなもの。たぶん、知っている人の復習用なのだろう。最初は迷うものだから失敗があっても仕方ない。失敗を乗り越えるのは熱意なのだろうけど、これがまたなかなかに難しい。
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