むかしの新聞といえば「瓦版(かわら版)」。江戸時代に全盛期を迎えたようだが、1600年代には登場していたというから驚きだ。初期のころには木版で製作していたのだろうから、話題も一つだったに違いない。1枚1テーマでなければ売れなかったことだろう。
瓦版は、主筆が一人なら話題も一つ。現代のBlogみたいなもんだ。Blog記事にたくさん話題を詰め込んだところで、散発的ですべてを読む人も限定的だ。テーマを一つに絞って広く売りさばく。Blogもテーマを一つに絞り、展開先もMixiやFacebook、Blogなどと同じものを掲載した方が効果的ではないか。政治家個人のネット発言の展開方法みたいだな。
今は町内会報や学級新聞でも「○○瓦版」とタイトルを付けているケースがある。読む人が少ないのは、あれこれ話題を詰め込み過ぎだろう。ブロガーであるのなら、1回の配信に話題はひとつ。あれこれ詰め込んだら散発的になる。瓦版を調べていて思ったのさ。
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