「クレイジー」。とまあ、外国人がこの一言でFacebookへ映像を投稿していたのは、諏訪地方の御柱祭のハイライト、「木落し」。けが人や骨折どころか、過去には死人も出ているらしい。検索すれば、すぐにでも血が騒いでくるような過去の映像が見られるのだ。
初めて映像を見たのは大学生のときで、すぐに同地の出身者に聞いてみた。盛り上がるなんて状況にはなく、狂気がすべてを支配しているようなのだ。ネットのない時代だったからテレビで放送されていたのだろうが、すさまじいとしか表現のしようがない。
参加してみたいと思ったものだが、簡単に許可されるものではなかろう。この御柱祭、木落しのように、世界各地には死ぬかもしれないと思わせる祭はたくさんある。申し込めば参加できるような簡単なものではなく、厳格な基準が存在しているに違いない。
御柱祭の木落し参加者にとって、現在のようなコロナ禍なんてものは関係あるまい。
0 件のコメント:
コメントを投稿