寺田寅彦くんのエッセイを読んでいたら、そこに「水中花」という言葉があった。思ったのは、ヤツの生きている時代から水中花というのはあったのだな。オレ様も知識としてなら知っているけれど、見たこともないし、チビッコのころに聞いた気がするだけだ。
いまでも水中花を作っている人はいるのだろうか。ちょいと検索してみたら、あるはどころか通販でも売っている。調べてみると、生花で作るのではなく、造花であることも始めって知ったわけで、オレ様だって世間のことなら何でも知っているわけじゃない。生花を活ける人は多いけど、水中花は見たこともなく、どのぐらいの需要があるのだろう。
世間では忘れ去られたようなことでも、知っている人というのはいるものだ。テレビ番組でいえば「なんでも鑑定団」や「探偵ナイトスクープ」を観ても、マニアや専門家というのは存在している。狭い会場でかまわないので、「水中花展」を見てみたいものだな。
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