大学時代にケインズくんの「雇用、利子および貨幣の一般理論」を原書で読まされた。内容を理解するというより授業で訳を割り当てられるので、英和辞典との格闘が主だから、内容なんてさっぱり頭に入っておらぬ。いまは山形浩生くんが翻訳、公開している。
https://cruel.org/econ/generaltheory/
ケインズ理論といえば確かに有名だし、今でも通用する項目もあるらしい。山形くんはタイトルの〝貨幣〟の部分にこだわりがあるらしく、そこは「お金」としたんだって。訳者のこだわりが、内容までオレ様にも理解できるかといえば、さっぱりよく分からん。
しかしだ、古典経済理論は己の主張がメインのようで、現実どおりに通用せぬ部分には触れていないらしい。なるほど経済の動きは生き物みたいなものだから、ベーシックな部分を除けば変化も著しいのだろう。なぜ大学生当時、翻訳本が見つからなかったのかな。
以前、10時間でわかる経済理論なんてのも読んだが、いまだに読み切っていない。
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