2025-05-30

ディナーのテーブルとエアコン

 古い映画も時には見る。よく見かけるのが、家族や仲間たちとのディナーシーンだ。少人数であればテーブルの上には、3本立てのキャンドルスタンドが載っており、ロウソクの炎がムードを盛り上げる。そのシーンだけが盛り上がるように、照明だって薄暗い。

 こちらもマネをしてみたい。3本立てキャンドルスタンドは持っていないので、小皿の上にロウソクを1本だけ立てて、電気は消す。さぞかし雰囲気は盛り上がるだろうと思っていたら、ロウソクの片側だけが異常に減っていく。溶けたロウも片方だけに固まる。原因はエアコンの風だ。エアコンは、暑くも寒くもない時期にしか運転を止めないからね。

 映画のようなシーンなど望む方が間違っている。スタジオ内だろうから空調は効いているはず。それなのに、なぜロウソクの炎が揺るがないのか。炎部分だけCGではないかと詮索してしまう。エアコンで空調コントロールされている時代に、キャンドルは似合わない。

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