著作権の切れた文学作品を公開している青空文庫で、賢者・寺田寅彦くんの随筆を読んだ。現代ならエッセーというべきかな。テーマは映画に関するものだが、その中に面白い例えが出ていたのだ。なんとシャボン玉に関する例えで、いくつか続けて出現する。
フランス映画に関する評価だ。「シャボン玉のようなロマンス」とは、どんなロマンスだと思うではないか。ちょっとしたけんかに対しては、「シャボン玉のようなけんか」らしい。ピストルを撃つシーンについては、街灯を「シャボン玉のようにこわす」。寅彦くんの生きていた時代というより、脳みそをしぼり出して考えた例えなのだなと想像する。
賢者の使った方法は、すぐにマネをするのがオレ様だ。だからといって、このところシャボン玉を吹きながら遊んだ記憶もない。すぐに忘れ去られるオレ様の文章だから、〝シャボン玉のような文章〟ではどうか。面白くない……。もっともっと考える必要があるぞ。
2023-05-09
「シャボン玉のような〇〇〇」という例え
2023-05-08
雨の日でもトレーニング
スポーツ選手ではないけれど、とにかくサボらないようにランニングだけはやっている。もちろん毎日ではなく週4回。さらに簡単なウエイトトレーニングとしてブルワーカーも週5回ほど実行しているから、現状はこれで十分だ。雨の日ならばどうしているのか。
三島由紀夫くんは夏の間、伊豆の下田で過ごしていたらしい。身体を動かしておくため、毎日の散歩も数キロ。地元女子高生たちが「あれ、三島由紀夫よねぇ~」と騒ぎ、キャッキャと騒ぎながら後を付けていたが、由紀夫くんは速度を上げてベェ~と舌を出しながら相手をしていたという。そんな一面もあったというから、作家とは分からぬものよ。
なるほどと思ったのは、この散歩。ランニングの代わりに、雨の日でも身体に軽くムチを入れるのなら「ウォーキング速歩」がベストだ。面倒な方法だと必ず挫折するからね。オレ様のような賢者ともなると、雨の日は休むのではなく代替方法も考えておくものだ。
2023-05-05
カセットテープの復活
ミュージシャンでもないし、特別な音楽ファンと呼ばれるほどでもない。このところのレコード人気というのは、何がきっかけなのだろう。中古レコード店も見かけるし、有名ミュージシャンともなるとレコード盤まで出しているから、ブームだけでもないだろう。
カセットテープも復活しないかな。とある目的のためにカセットテレコやテープも買い込んで、己専用の音源を作っているのだ。録音に当たっては、シナリオも作成している。何回か読み直し、テスト盤だって作っているほどさ。Amazonや楽天なら、いまだってカセットテープが入手できるけど、将来のことを考えれば標準的な60分テープが便利だろう。
このごろICレコーダーの方がいいのではないかと思うようになった。すっかり忘れていたのは、使っている人が周囲にいなくなったからだな。またスマホだって録音できる。多機能過ぎるとトラブルがあった時に困るので、それぞれ専用の機種があった方が便利よ。
2023-05-04
GWはチビッコの季節
GWも終盤だけど、ニュースでこんな記事を読んだ。GW期間中の観光地はどこも混むし、高速道路だって大渋滞。ホテル旅館も特別料金となる。アホらしい……。ならば家で資料整理など、次へとつながる行動をした方が有意義に過ごせる。思わず納得してしまう。
でも30秒後には、こんな話はオッチャンなど年寄りの話ではなかろうかと気づいた。チビッコがいれば、この期間はいろいろなイベントや試合などがあるので大人も移動せざるを得ない。送り迎えだけでなく、応援にだって参加せねばならぬ。こうなるとチビッコを持つ親は行動せざるを得ないのは当然。家でのんびりなどしておられぬのが実情だろう。
休みの期間が長ければ、チビッコはどこかへ行きたくなるのも当然だ。結局のところ、年寄りとチビッコなど、年代が違えば考え方だって異なってくる。意見というものは右左、裏表があるものさ。ただ、そんなところまで考えが及ぶと、決断に迷ってしまうぞ。
2023-05-03
「とん丼」というメニュー
いくらトンカツが好きだからといって、毎回そればかりでは飽きるだろう。またカレーが好みだからといって、毎日出されてはゲンナリする。ではドンブリ物なら……とまぁ延々と続く。ならば、この3者をミックスしたようなメニューなら興味をそそられる。
そんな食事処があるらしい。名称は「とん丼」で、特に一等地に店を構えているわけでもないし、もちろんチェーン店でもない。ドンブリ飯にトンカツが上を向くように山型に載せ、その上からカレーを注ぐ。そこは料理屋だから、うまく配置させてある。食通でもないからうまく説明もできないが、拾ってきた画像を見てもらえれば納得できるだろう。
過去のアイデアを組み合わせて考えろと、人様には知った風なことを言うオレ様だ。でもオレ様自身が実行しているかどうかは、別の話。しかし世の中には、人様に知られていないようなところでも実践しているしている賢者はいる。これなら己でも作れそうだな。
2023-05-02
乗鞍岳のコロナ観測所
いままで北アルプスには登ったことがないと言ってきた。しかし、コロナ観測所が北アルプス南端の乗鞍岳にあったという記事を読んで、オレ様も乗鞍岳に登ったことを思い出した。山頂の写真を撮っていたにもかかわらず、記憶に残っていなかったのはなぜだ。
3000m級の山なのに覚えていない原因は、9合目あたりまでバスに乗って行ったからだな。ヒィ~ヒィ~いいなから登っていたわけでもないので、最後のちょびっとした山道を歩くだけで山頂到達。この簡単さが記憶に残っていない原因よ。2010年にコロナ観測所は閉鎖されたらしいが、それも遠望した記憶がない。楽をすると、記憶に残らぬものだな。
乗鞍岳観光道路の建設当時の記録を読んでいたから、記憶がよみがえってきたのだ。山頂近くのバス停には、何件かの土産屋があったことまで思い出す。山行記録は残しておくべきだな。カメラも持って行っていたのだから、コロナ観測所も撮影しておくべきだった。
2023-05-01
変人は覚えている
明治時代を代表する作家といえば、やはり夏目漱石くんが筆頭であろうであろう。若き頃の漱石くんは学校の先生だったことは知っているだろうけど、彼が世を去ってから1ヵ月ほどが過ぎたころ、元同僚だった先生から思い出をつづった分厚い手紙が届いたのだ。
漱石くんのことを、よくもまぁこれほど覚えていたもんだと、寺田寅彦くんらの弟子は思ったらしい。超変人だった同僚らしく、過去の思い出として漱石くんも面白おかしく語っていたという。しかし手紙によると、詳細に記録していたようで、今日でいえばメモ魔だったのかな。そのメモをしている姿を他人に知られていなかったことも、すばらしい。
寺田寅彦くんは、その手紙を研究室に保管していったらしいが、時は運悪く関東大震災。その手紙も行方不明になった。世の中、変人とは思いもつかない記録を残しているものだな。いまはネット時代なので、賢者たるオレ様の文書もアーカイブされていたりしてね。