レオナルド・ダ・ビンチくんといえば、数々の業績で知られる。そのアイデア記録や日記、メモまで、あらゆることを紙に書いていた。現在の「アイデアマラソン」「超メモ術ノート」といった手法の先駆者だな。ただ、まとめておかないから散逸するのだ。
岩波書店でダ・ビンチくんの手記を出版している。読んでみると、脳内が混乱してくるほど面倒な内容と訳し方。最近になって「超訳 ダ・ビンチ・ノート」を読んでみた。ここには、アウトプットとインプットの重要性が語られている。インプットしなければ、アウトプットもできやしない。絵画と発明の膨大な展開も、メモが支えていた のだな。
メモに加えられているのがイラスト。絵画の専門家でないなら、下手でも良いのではないかと著者は言う。アイデアマラソンを書き始めたとき、簡単なイラストもどきを描いていた。覚え書きの大家ですら描いていたのだ。マンガでいいから、描き加えておこう。