2025-04-11

アウトプットとインプット

 レオナルド・ダ・ビンチくんといえば、数々の業績で知られる。そのアイデア記録や日記、メモまで、あらゆることを紙に書いていた。現在の「アイデアマラソン」「超メモ術ノート」といった手法の先駆者だな。ただ、まとめておかないから散逸するのだ。

 岩波書店でダ・ビンチくんの手記を出版している。読んでみると、脳内が混乱してくるほど面倒な内容と訳し方。最近になって「超訳 ダ・ビンチ・ノート」を読んでみた。ここには、アウトプットとインプットの重要性が語られている。インプットしなければ、アウトプットもできやしない。絵画と発明の膨大な展開も、メモが支えていた のだな。

 メモに加えられているのがイラスト。絵画の専門家でないなら、下手でも良いのではないかと著者は言う。アイデアマラソンを書き始めたとき、簡単なイラストもどきを描いていた。覚え書きの大家ですら描いていたのだ。マンガでいいから、描き加えておこう。

2025-04-10

木工用ボンドの使い方

 接着剤ともなれば、日常的に使う人も多い。中でも木工用ボンドは、確実に接着・乾燥させるためには時間も必要だ。チビッコの時は、何と使いにくい接着剤かと思い、瞬間接着剤を多用していた。ただ、接着面を間違えると、修正にはあまりにも時間がかかる。

 ネットで本格的な木工工作者の動画を見た。専用の工作用万力のような道具で、キッチリと押さえ込んでいる。長さがあれば、それこそ10数センチごとに設置しているぞ。なるほど、このようして接着するのか……。シロウトでは、こんな道具は持っていないし、そもそも小さな範囲でしか使わぬ。だったら、ガムテープでキッチリ抑えこめばよい。

 机の引き出しの外装部分がはがれてきたので、木工用ボンドで貼りなおしたのだ。数ヵ所以上もセロテープで押さえ、はがしやすいように〝まち〟を作っておく。この「まち」とは、どう書けばよいのだ。国語辞典を引いてみたら、面倒な旧字が表記されいる。

2025-04-09

ブックホルダーは役に立つはず

 最近はネットでの販売製品を良く買う。普段は目につかないような品物まで売っているから、選ぶのにも時間を要する。驚いたのは、メガネのパーツを固定する小さなネジ及びドライバーまでセットで売っていること。見つけて、すぐ買ったのは言うまでもない。

 文章を書く場合、資料や本などを参照するため、開いたままにしておかねばならない。Biogだって思いつきだけで書くわけにはいかないので、ノートも見る。開いたままにしておくのに役立つのは「ブックホルダー」というもの。金属製品なら2個も持っているけど、プラスチック製で大型本などにも対応できそうなモノを買った。操作は面倒だったけど。

 面白かったのは、ネットでの評価。本を読むのにジャマになるというもので、たぶんにして使い方を間違っている。応用力がない人間であることを自白しているようなものだ。ブックホルダーを活用するには、単一用途だけではなく応用力も必要なのは当然なのさ。

2025-04-08

スクラップのテーマを決めたら、次の段階へ

 今でも「スクラップブック」は売っている。効用を検索してみれば、スクラップした内容の記憶が長持ちするという。だからといって、やみくもに行なうなら、そのうち挫折するというのも事実。長続きさせるコツは、「テーマを決めろ!」ということなのだ。

 テーマを決めてスクラップしていくと、不思議と長く続く。数年ほどやっていると、さらなる段階への案が湧いてくる。それは「自分好みのネタにできないか」で、昨年あたりから展開し始めた。ここに「アイデアマラソン」でのアイデア、行動経験などを組み合わせて新たなネタを作る。語れば簡単なようだが、それなりに時間がかかるというものだ。

 ネタの入手先は、新聞や雑誌の場合が多い。記事には何人もの人が関わっているのだ。一人で読まれるBlogを書き続けるためには、第一段階はさまざまな記事やアイデアを寄せ集める。第二段階は己の考え方のスタイルに応じて、組み立て直すことが必要なのさ。

2025-04-07

カムバックサーモン……その後の生存数

 春ごろになると、チビッコどもの活動として「カムバックサーモン運動」があるようだ。以前はよく聞き、またテレビニュースでも目にしたが、最近は見かけない。ところが、サケの稚魚を放流をしたという記事が新聞に載っていたので、もうビックリものだ。

 北海道や北東北などは、サケの遡上で有名な地域だ。遡上に適した川だけだろうが、約2万匹も流したという。海で何年か回遊してから戻ってくる。自然界は生存競争も激しいから、このうち何匹ほどが姿を見せるのかは不明。いや、データもあるのだろうけど、一般人が耳にしないだけか。全滅が何回も続けば、こんなイベントだってなくなるはずだ。

 サケの遡上に適した川というのは、いくつあるのかね。ダムがあれば遡上もできないので、ルートとなる流路を作ったという話しは耳にする。上流に向かって遡ることができるとはいえ、どれほどの運動量か。こちらは食べるだけだけで、調べようという気もない。

2025-04-04

使い方を迷う「デバイダー」

 デバイダーという製図道具を知っているか? ネットでは「デバイダー」と紹介されているが、製図授業を受けていたチビッコ時代は「デバイダ」、『世界で一番美しい工具図鑑』という本には「ディバイダ」と紹介されている。どの表記が正しいのだろう?

 製図というべきか、道具というべきか。世の中には「等分ディバイダ」というモノがあるそうだ。くどくど説明するより、画像を見ていただいた方が早い。あれば確かに便利だとは思うが、どのような場合に使うのだろう。製図道具というよりは、レオナルド・ダ・ビンチ風の込み入った絵画を描く場合には、たぶん威力を発揮するに違いないと考える。



 検索してみると、デザイナーも使う機会が多いらしい。そこから想像するなら、マンガ家だって使っているに違いない。こちらも2本持っているが、紹介するためにあわてて撮影してみた。チープな製品だという前に、撮り方があまりにもヘタクソなのは勘弁ね。


 


2025-04-03

異分野のメルマガも読む

 本棚のどこへしまい込んだのか、探してもまったく見つからぬ。偉いオッチャンの古い時代の新書だが、自分には関係のない分野の雑誌もたまには読むと書いてあった。1年に一度は実行しているというが、今や世間の状況は本屋自体がなくなってきているのだ。

 現代では、メルマガというツールがある。「まぐまぐ」というメルマガ配信スタンドがあるから、面白そうな無料メルマガは手当たり次第に申し込んで読んでいるのだ。先日の国立民族学博物館のメルマガには、アラビア書道のことが数行ほど書いてあった。Blogのネタに使える! ただ、書くには調べなければならないから、時間もかかるのだけどね。

 ネットなら画像、動画、地図なども即座に検索できる。国立図書館の人だって、思いつくキーワードを打ち込んで探した方が早いと本に書いていたしね。たまには知らない世界のメルマガを手当たり次第に読んでみるのも良い。金にはならないのが難点だけどね。

2025-04-02

初めてみる「アラビア書道」

 小中学校で書道の授業を受けた経験はあるだろう。書道と一口にいっても、伝統的なものから各種流派ごとの展開方法まであるのだ。また商業書道もある。デザイナーや看板業者なら、それぞれの手法があるはずで、書道というのは裾野の幅広い分野なのだな。

 民俗学のメルマガを読んでいたら、なんと「アラビア書道」があるそうだ。アラビア語の文字で書道なんかできるのかなと思い検索してみると、たくさんヒットする。文字だけどころか、下地も三角四角、円形もあので、ちょっと掲載しておこう。もはや書道というよりは、デザイン的展開のひとつ。世界に目を向ければ、何かしらのヒントが見つかる。


 英文字なら、カリグラフィー、レタリングもある。書道というよりはデザイン展開だが、区分けはむずかしい。今年は大阪万博がある。前回の大阪万博では、岡本太郎くんが巨大な「太陽の塔」を作成した。彼の絵画には、文字をベースにした作品もあるからなぁ~。

2025-04-01

プラネタリウムのプログラムに星占い?

 天文台を見学する楽しみといえば、何といってもプラネタリウムだ。1~2年に一度はプラネタリウムを観るのだが、四半期に一度程度しかプログラムが代わらないから、頻度もそう多くはない。プログラム自体が少ないのだかから、こればかりは文句も言えぬ。

 天文情報のメルマガには、ときに全国各地のプラネタリウム情報も載っている。そのプログラムとして「星占いの星座」があるそうだ。12星座が一覧できるのだろうが、単に見せるだけではつまらない。面白エピソードも加えられているはず。プログラム自体の数も多くないのに加え、上映施設だって限られる。こちらの地域で上映されるのは、いつか。

 プラネタリウムだけが、天文台の楽しさではない。〝おみやげ〟だってある。宇宙飛行士が宇宙遊泳している姿をしたペン立てだって買ってきたのさ。何を買うのか迷ってしまうほど品ぞろえが豊富なのは、みやげ物屋の鉄則だ。こちらも頭を使わねばならんのさ。

2025-03-31

優勝旗の色

 春の高校野球大会では横浜高校が優勝した。こちらの高校時代は甲子園大会に出場できないどころか、いつも予選で負けていたような記憶がある。一度だけヒマそうな運動部だけが応援に行かされ、生徒会の連中が大会歌を歌っていたのでビックリしたことがある。

 高校野球の優勝旗の色を知っているか。新聞によると、春の選抜大会の優勝旗は「紫紺」だそうで、夏の大会は「深紅」なんだと。どちらにしても紫色がベースになっていて、「VICTORY」と大きく記されているという。一般紙で写真を見る程度だから、もちろんモノクロ。詳しく知ったところで、高校野球ファンでもないので雑学的知識が増えるだけ。

 子どもの数が減少している最近の傾向だ。一部の高校ではチームが組めず、他校との合併チームで予選に出ているらしい。これでは野球部員が何名もいる強豪校しか出場できなくなる。そのうち、優勝校どころか出場校ですら毎度おなじみの高校になったりしてね。

2025-03-28

思いつきとノリ

 10年以上前から付き合いはなくなったけど、有名マンガ家のアシスタントをしていた人物がいる。身を立てるには、修行時代といえるような時期が必要だし、だからといって全員が身を立てられるわけでもない。伝説の〝トキワ荘物語〟を読んでみても分かる通り。

 ギャグマンガからシリアスなマンガまで描いた一人に楳図かずおくんがいた。「あまり考えて描いてもダメ」なんだそうだ。描いていれば上達はするが、目指す人たちはそれなりにチェレンジしているもの。「思いつきとノリで描いている」というのが、一流人ともなればそんなもんか。「読んだ人がいろいろ考えてくれればいいんですよ」だってさ。

 石ノ森章太郎くんを尋ねたことがある。六つ切りサイズまで引き延ばした心霊写真、切り抜いても遊べる先生用の名刺がお土産だ。これが功を奏したのか、渋谷の事務所まで紹介される。考えてみると、石ノ森くんも何らかの思いつきとノリがあったのだろう。

2025-03-27

福島県双葉町と大熊町、その後

 福島県の双葉町と大熊町といえば、東日本大震災の原発事故で全住民が非難した地域。避難指示も解除されて、少しづつ街づくりが進んでいるらしい。戻りたいと望んでいる人は1~2割で、5~6割はもどらないと決めているという。もう14年も前の出来事だった。

 双葉町と大熊町が街づくりを進めている状況が新聞に掲載されていた。活動拠点といえば聞こえはいいけど、批判にさらされていた箱物行政の一環のような気もする。街の中心地域を作らなければ発展しないけどね。田園地域が発展しないのも、密集区域がないから。時間がかかるのは当然。それも10年単位での話しだし、予定通り進むことは限らい。

 筑波研究学園都市がある。新しく作られた地域だったが、施設ばかりで評判が悪かったのだ。飲み屋街なども増えてきて、ようやく街らしい雰囲気が整ってきた。双葉町と大熊町でも、硬軟取り混ぜたような地域がないと、人は集まってくるまいと思ってしまう。

2025-03-26

半歩先を進む

 偉い人の本を読んでいたら、読むことも書くことも重要だと述べていた。読書家というのは聞くけど、書くことを専門にしている人たちはなんと呼べばよいのだろう。著述家、作家……。他には、記者だってそうだろう。最近はブロガー(Blogger)もいるけどね。

 他人様に読ませるテクニックというのがあるらしい。あたり前のことを詳しく書いたところで、読書からは〝ふ~ん〟と言われるだけで、最後まで読む人は少ないのだ。読ませる文章を書く人からいわせれば、ここにテクニックがあるらしい。それは「半歩先を行く」。先進的では誰も付いてこないし、科学分野なら論争どころか無視されるのだ。

 ノーベル賞を受賞した人たちの回顧録を読んだことがある。発見当初は、本人も興奮する。しかし、理解してくれる人は少ないので、若いころは不遇の人生を経験するのだ。文章も同じ。先進的な内容を書いたところで理解はされなので、半歩先を進むということさ。

2025-03-25

ヒランヤは、まだ売っていた

 雑誌などでよく見かけた物に「ヒランヤ」という製品がある。瞑想を行なうときの補助ツールみたいなものだ。瞑想といっても簡単にできないので、こうした製品も登場する。こちらも昔は持っていたけど、引っ越しを繰り返している間に失くしてしまった。

 心理的な要素として、何かが思い浮かぶ時もある。それが「ヒランヤは、どうなった?」ということ。検索してみると、まだ売っているぞ。ただし、ものすごく高価。なかには10万円を超えるような製品もあるから驚きなのだ。すべてを見たわけではないので、なかには安価な製品もあるのだろうが、以前はいくらで購入したものだったのかな?

 瞑想関連製品というのは、すべからく高い。薬などとは違って、効果は目に見えるようなものではなく、使い続けた者にしか分からぬ。習い事の製品というのはボロボロになるまで使って、ようやく到達できる世界がある。ヒランヤの到達点はどこなのだろうか。

2025-03-24

カバラのツリー構造

 古代神秘というワードがある。その中で必ず見かけるのがカバラのツリー構造だ。ネットから拾ってきた画像を載せてみるけど、各国語にも訳されていて、その解説を読んだだけでは不明なことだらけ。何とか自分のものにできないかと考えるのも当然だろう。


 解説本は確かにあるある。ネットにだって探せば簡単に見つかるだろう。でも専門書らしきものには、もっと恐ろしいことが述べられていたのだ。それなりのステージに達したとき、目の前に自然と現れるものだという。こう言われては反論の仕様もない。似たようなことはタロットの教科書に載っている。最少は1枚めくることから初めよという。

 スポーツの練習もそうだ。簡単な基本練習から始め、ステップアップしていく。この段階は確かにつらい。1年ほどかけて慣れてきたとき、ようやく入門のステージに立てるのだ。こういう方法については、ミヒャイル・エンデくんの物語の組み立てにも似ているね。

2025-03-21

「哲学の道」のその後は……

 新聞で読んだのだが、京都には「哲学の道」があるという。距離はたったの2キロほど。散策に適した道ということで、昔は有名な学者らが散歩していたらしい。この道を舗装するかしないかで、いろいろ論争が起こっているから話題にもなる。是非は、どうなる?

 今はどうなっているか知らないけど、吉祥寺南側にある井の頭公園から流れる神田川土手沿いにも未舗装の道がある。距離は1~2キロぐらいなものか。この道を見つけるまでかなりの時間がかかった。学校に通うのに、この道沿いを自転車で走るけど、道幅は1メートル前後。季節によって雨や冬が雪が降ったりすると、かなり苦労するのだった。

 神田川沿いの隠された道の先は、地下に埋設されている。どこへ旅しても田園地帯を訪れたにしても、未舗装の道を見つけることは意外とむずかしい。哲学の道もGoogleマップで見る限りでは京大近くのようだ。都市部の道だからこそ、変貌するのは仕方ない。

2025-03-20

バイオリズムはどうなっている?

 チビッコのころに少しだけ調べたことがある。「バイオリズム」だ。内容はともかく、現在では疑似科学、いわゆるトンデモ論と言われているらしい。前世紀に大ヒットしたようだけど、検索すれば星の数ほどヒットするので、ステータスだけは保っているのだ。

 いくら疑似科学とはいえ、基本は押さえておかねばなるまい。身体(P)、感情(S)、知性(I)の3種類の波を用いて説明される。さすがに現在では解説本はほとんどないけど、占いの世界ではそれぞれの占術手法と組み合わせながら生きているのだ。調べ出すと、その世界から抜け出せなくなるので、Wikipediaと2~3のサイトを読む程度にしておこう。

 オカルトの世界では「ムー」なる専門雑誌がある。この雑誌ですらパラパラめくっている限り、バイオリズムなんか記事になっていないようだ。バイオリズムのことを話に出そうものなら、酒に酔い過ぎだと人様から言われる。これで身を立てるのも酔狂だな。

2025-03-19

ノートとカードの使い分け

 お勉強やお仕事であっても、世の中にはノート派とカード派がいる。どちらも独自のスタイルを確立した人が、己なりの方法を展開しているのだ。面倒なことに、持論を解説する本まで出版しているからややこしい。読んでなるほどと思えば、実行してしまう。

 読書の記録はノートだった。カード派の語ることを聞いて、ここ1年ほどはカードに書いている。ノートだと再読は行なうけど、カードの場合は再び読むことはない。カードの難点は、何でもかんでも分量を気にせずに書いてしまうから、内容の取捨選択はしていないので枚数も多い。あまりにも時間を食い過ぎる。なんとかせねばと思うのも当然だ。

 ノートとカードの使い分けが必要だろう。テーマによるわけで、内容の取捨選択をすればいいだけ。読書一つとっても、ミステリーの読書記録ならノート、企画などまとめを必要とするものならカード。使い分けをすればいいだけのことで、ムダな時間を食ったな。

2025-03-18

消火器を使ったことがあるか?

 ラジオ番組といっても、昼間のワイド番組で消火器のことを語っていた。消火器の解説ではなく、単純に近所の消火訓練に参加したという話。記憶に残っているだけの話ならば、こちらも大昔に消火訓練に参加したような記憶だけが残っている。見ただけのことさ。

 何度か引っ越しを経験している。炊事場には必ず小さな消火器があった。もちろん一度も使ったことはない。もし、万が一の場合には、たぶんうろたえるはず。今の住まいにも消火器が設置されているけど、一度だけ消防署の職員が確認に来たことがある。東日本大震災で火災の映像がテレビで流れていたことから、消防設備の確認も厳しくなったのか。

 遠い親戚の家で消火弾を見たことがある。火元へ投げ込めば良いらしい。これまた見たことしかないけど、消火器よりも実用性があるのではないか。一つだけで事足りるのかなと思うが、Youtubeに実験映像があった。う~ん、消火弾の方が簡単ではないかと思う。

2025-03-17

タイトルにひかれる

 瞑想とよく聞くけど、こちらも以前から実行している。ただし、世間でいう〝なんちゃって瞑想〟レベルだ。新聞の読書特集に「書く瞑想」という広告が掲載されていた。書く瞑想とはどんなものか。Amazonで検索し、つい購入ボタンを押してしまったではないか。

 さっそく読んでみたと書きたいところだが、いつものように積ん読なのだ。それでも、目次だけはパラパラとめくってみる。目次だけで想像すれば、瞑想というよりは、とにかくノートにモヤモヤした考えを書き連ね、心や頭を落ち着かせようという方法のようだ。その練習ステップについても解説している。かつて見たような方法だと考えてしまう。

 そうだ、マーク・リービーくんの「書きながら考えるとうまくいく」という本を思い出した。両者とも、とにかく書いて思いを吐き出すという点では同じ。その結果、スッキリするのだ。表現方法が違うだけではないか。積ん読の効果は、想像することも大切なのさ。

2025-03-14

マウスパッドの選び方

 パソコン売り場へ行くと、各メーカーから各人の目的に応じた多数の機種があるのは当然だろう。周辺機器としてマウスも実に数が多い。パソコンを使いこなすには、今ではマウスの機能も重要なポイントだ。したがってマウス売り場も、かなりのスペースがある。

 マウスの操作を効率的に行なうには重要なポイントがある。それは「マウスパッド」であろう。検索すれば数多くの製品があるのは良いけど、実際にマウスパッド売り場をのぞいてみれば、小さなスペースにしかない。迷うのも面倒なので徒歩数分のところにある電子機器店へ行き、3枚ほどを一気に買ってくる。それで大きな問題も起きないのだった。

 パソコン機能としてショートカットキーがある。一覧表を見たところで、とても覚えきれぬ。あるメルマガ発行者は、よく使う機能を三つ四つ覚えておけば十分だと語っていた。マウスパッドだって、サブマシン用を含めて予備が1枚あれば十分なのだと考える。

2025-03-13

複数アイデアの合体

 ふと思いついたアイデアは使えるのだろうか。たぶん、使えない。コメディアンもラジオで語っていたが、考えたネタの9割以上は使えないという。いろいろ模索するわけで、こうして考え出されたネタがテレビや舞台で披露されるわけだ。新案とはそんなもんだ。

 アイデアを考え出す方法を考えた人がいる。「アイデアマラソン」を思いついた人だ。いたって簡単な方法で、思いついたことを専用のノートに書いておくだけ。でも、しばらくして読めば、使えないアイデアばかりが満載。どうすれば良いのか。こんなチープなBlogではあっても、三つのアイデアを合体させている。合体だって新案の創出方法なのだ。

 合体方法とは、複数のアイデアをまとめて書いてみると、不思議なことにさらに新しいアイデアが思い浮かぶ。それもまた書いておく。新案を考え出すには寝かせておくことも大切だと外山滋比古くんは語っていたが、いくつかを組み合わせることもポイントなのさ。

2025-03-12

アイデアは行動から生まれる……

「旅行をする」「環境を変える」というのは、アイデアを生む源泉といわれる。旅ばかりできないのは当然だけど、2~3年に一度は会社でも机の配置替えがあった。面倒だ……。でも、気分を変える取り組みの一つなのだろう。上司は知っていて実行したのかな。

 人様は「こうした方が良い」などと、生活に変化をつける方法を述べる。散歩すること、本や雑誌を読んでノートに書くことも一つらしい。事例ばかりを上げていたら、キリがないではないか。集約したようなメタ的な言葉はないものか。これが「行動」ということだと気付いた。そういえば三島由紀夫くんも行動、行動と言っていたなと思い出す。

「超メモ術」というノートを書く手法がある。昨晩、2年ほど前のノートを読んでいたら、行動に関することを書いていた。すっかり忘れている。デスクの前に「行動」とデカデカと印刷して貼っておこう。でも、実行すると気が狂ったかと思われから問題ではある。

2025-03-11

グリフィンドールのひざ掛け

 春への季節の変化が感じられるけど、夜はまだ寒い。暖房を入れるわけだが、それでもチビッコどもは寒いと言う。インパクトのあるデザインのひざ掛けをAmazonで探していたら、なんとハリー・ポッターに出てくる「グリフィンドール」のひざ掛けがあったのだ。

 即座に買う。買ったのはいいけど、ハリー・ポッターといえば「ホグワーツ」という名称も記憶に残る。何が違うのだ? 調べてみると、ホグワーツとは魔術学校名で、グリフィンドールとは寮の名称だった。こんなことを調べるために無用な時間を使ってしまったが、本や映画だけでなく各種ツールも売れているのだ。わが家にも魔法の杖があったな。

 本もシリーズ化されていたけど、読んだのは最初の「賢者の石」だけ。あとは映画で見た。ヒットすれば、続編どころかグッズも次々に出てくるのは世の常だ。こちらも何らかのヒット作を作らねばと思うけど、夢見るだけで何も現実化していない魔術の世界よ。

2025-03-10

「故事ことわざ辞典」を使わねば……

 日本の超小型月面探査機「YAOKI」が、月面の画像を送ってきたニュースを読んだ。姿勢制御には失敗し、走行は出来ないらしい。しかし、その他の機能は問題がないらしく、月面の画像も送ってきた。専門家らは画像から、どこまで分析が可能なのだろう。

 YAOKIの名称は「七転び八起き」が由来だという。四字熟語やことわざなどは、今やネットで検索が主流。こちらも「故事ことわざ辞典」(上下2巻)を持っているのを思い出したが、大昔に買ったものだから10数回程度しか使ったことがない。これではイカン。本棚でホコリをかぶっていたので、引っ張り出して清掃。使いやすい棚へと移動させた。

 いつごろだったかは忘れたけど、しばらく前、電子辞書の製造を終えたとの記事を読んだ記憶がある。電子辞書は何冊もの辞書を搭載しているので、ハイスペック機をいずれ手にしたいと考えていた。思いついた時に買わねば、どんどん時代は進歩しているのだな。

2025-03-07

知らない世界へ飛び込む

 職業や趣味を持っていれば、その世界に関する本や雑誌を読む。専門分野の知識だけでは語ることも狭い範囲になってくる。それを避けるために、むかしの偉いオッチャンは知らない世界の雑誌をたまに買って読んでいると語っていた。それも一つの手段だろう。

 知らない世界のことを、どうやって知るべきか。さまざまな分野の雑誌をめくっていると、専門分野のことをかみくだいた入門シリーズが多いことに気づいた。図書館に行けば、入門レベルの本は何冊もある。雑誌をめくっていると、出版社でも入門シリーズの本をたくさん出しているから選ぶのにも迷うのだ。ネットばかりを見ている人が増えたからか。

 教養本の著者でもある偉そうなオッチャンは、知らない世界のことは入門本を読めと語っていた。また売れてもいるのだろうから、新しい書籍が次々に出てくるのだ。知らない世界のことは、まず入門本を読んで基本的な全体像を知ることが鍵なのだろうねぇ~。

2025-03-06

ボイジャー1号と2号は、どこを飛んでいる?

 1977年に打ち上げられたのが、NASAの惑星探査機「ボイジャー1号」と「ボイジャー2号」だ。今でもたまにニュースが掲載されている。宇宙探査には時間も必要で、通信には2025年現在で片道だけでも1号が23時間以上、2号が19時間時間以上かかるという。

 太陽圏を脱出しているわけだが、今はどこを飛んでいるのだと思うときがある。「Eyes on Solar Sistem」にアクセスし、画面右上に表示される3本線のアイコンをクリック。表示された検索窓に「Voyager1」または「Voyager2」を入力するか、Spacecraftの項目からVoyagerを選択すればいい。ブラウザによっては動作しない場合もあるらしいけどね。

 地球からの飛行ルートがアニメーションで表示される。太陽系を脱出しているから、ルートを見たところで、一般人では感激がないというより想像すらできない。もはや科学というよりはSFの世界なのだ。かなり昔の機器類や電源だけど、いつまで持つのかな?

2025-03-05

なんでも「甲子園」を付ければよいのか?

 全国の頂点をめざして、高校野球では春と夏に甲子園大会が開かれる。テレビで全国中継されるし、新聞もデカデカとページを割く。いまや野球以外の分野でも全国規模の大会ともなれば、なんでも「甲子園」という名称を使う。イメージとして使いやすいのだ。

 書道甲子園、写真甲子園といった大会名を新聞でみかける。どこそこの高校が全国優勝したともなれば、地方欄にも載るのだ。年によって開催会場が変わるから、本来なら甲子園という会場名ではないはずなのに、主宰者も「○○甲子園」と使う。名称がに全国大会ではインパクトもないから、甲子園の名を使いたくなるのだろう。知名度の問題だな。

 世界規模の大会なら、オリンピックやワールドカップといった名称を使いたくなる。簡単に使われてはスポンサーも困るだろうから、厳重に管理されているわけだ。アマチュアスポーツ、そして分野も広がっているから、甲子園は普通名詞のように使われるのかな。

2025-03-04

「オー・ソレ・ミオ」が歌えたらいいな

 新聞広告で、なつかしの洋楽アルバムCDセットの広告を見かける。昨日も載っていた。下段には収録アルバム一覧が小さく表記されているけど、中段には数曲ほどの有名な曲もデカデカと載っているのだ。その中にナポリ民謡「サンタ・ルチア」も収録されている。

 どんな曲だったかなと思いYoutubeで聞いているうちに、遠い昔を思い出した。イタリアの某メーカーと独占輸入契約を結んだメーカーの発表パーティーで、イタリアメーカーの常務はカラオケで「オー・ソレ・ミオ」を披露したのだ。声量も飛びぬけていて、日本のオッチャンらの歌とはレベルが違う。他人に聞かせる歌とは、こうでなければイカン。

 カラオケで日本の民謡などを歌ったら、罵声が飛んでくるだろう。他国の民謡で、また一段階レベルの上がったものであれば、評価は全く異なる。Youtubeにも日本語翻訳の歌があったけど、ここは本場の言葉で歌わねばならん。とは思ったが、さっぱりできんぞ。

2025-03-03

5月でも雪が降る地域

 5月ともなると、春の暖かさが増した天候にめぐまれる。しかし、山岳地帯ともなれば、当然ながら雪は降るのだ。夏山だって標高の高い山へ登れば、雪は降らなくとも雪渓には出会う。テレビのニュースでも映るが、高山の観光地では道路も除雪されているのだ。

 都市部で広大な公園ともなると、敷地が確保できる郊外型となる。こうした公園では、5月ともなると大規模な音楽イベントが開催されるわけだ。あるミュージシャンがラジオで、「雪が降ってきてビックリした」と語っていた。雪が舞い散る程度の天候とは思うが、不思議というほどでもない。そんな地域でしか、何万人もの観客を集めることはできまい。

 地域によって、季節感とは異なるものなのだ。5月の連休中に乗鞍岳へ行ったことがあるけど、7合目以降は猛吹雪で進むのをあきらめたことがある。まだ3月だから観光客も高山地帯へは行かぬだろうが、気象状況を調べなければ郊外地域にも行けないから困る。

2025-02-28

食物アレルギーの拡大

 好きではない食べ物が出てきたら、他人様は「残さずに食べろ」という。そこで考えた。「アレルギーで食べられません」と答えればよい。よほどの人間でない限り、無理して勧めることなないので、ときに使う手段なのだ。相手を完璧に黙らせる方法として使える。

 新聞を読んでいたら、ナッツ類も食物アレルギーの表示をするらしい。表示される食品は昨年のマカデミアナッツに続き、これからはカシューナッツ、ピスタチオ、クルミも加わるという。ウイスキーを飲むときのおつまみばかりではないか。これからも増えるだろうが、食物アレルギーの原因は何だろう。ともかくシロウトが口を出せる領域ではない。

 ドレッシングなどの調味料やパン、お菓子などにもナッツは使われている。作る側の隠されたテクニックなのだろうに。新聞雑誌にも料理の作り方が載るのだ。ここにも、食物アレルギー対策の注意事項まで掲載されるようになったりして。料理は大変な事業だね。

2025-02-27

考えを発酵させる手段

「1+1はなぁ~に?」と尋ねれば「2」と答えるに違いない。数学的に間違いではない。新しいものを作る人たちはアイデアで、その正解を「4」にも「5」にもしなくてはならないのだ。ノーベル賞で名が知られるような科学者だって、何年も実験や模索を必要とする。

 案の出し方というのは、古くからテーマになってきた。「アイデアのつくり方」なる本もそうだった。さまざまなアイデア創作手法をまとめた「考具」という本があって、著者は「マンダラート」が好みらしい。他にも数多く紹介されているけど、手法は一本に絞った方が良いはず。こちらも10数年以上にわたり「アイデアマラソン」一本なのだった。

 アイデアマラソンで考え出した案も、そのままでは使い物にならない。いくつかをシャッフルして、さらに発酵させる期間も必要だ。これは明確に数値化できないから困る。アイデアは化学変化を起こさなけばならないけど、最近はやりのChatGPTではできないの?

2025-02-26

再起動は簡単すぎた……

「再起動してください」のメッセージのまま動かぬ。Windows11のノートパソコンを使っているが、10分以上も画面が動かないのであれば、あわてるのも当然だ。Windows7では「『ctrl』+『alt』+『delete』」で解決したけど、今回は何の変化も見られない。

 解決しない場合は記憶違いということもある。他のキーだったかなと思い直してクリックしてみるが、何の変化もないから困る。自分で思いつく限りの手を尽くしてみたが、再起動をうながす画面に変化はない。もう1台のノートパソコンで検索してみたら、最後の手段は〝電源ボタンの長押し〟と書いてある。実行してみたら、あっさりと解決……。

 バージョンアップするたびに基本的な操作方法は変わる。一世代前のパソコンの知識では、解決できないケースが多い。メモを壁に貼っておいたが、バージョンアップすれば操作方法も変わるのだろうな。機器の進歩とはそんなものだから、当たり前のことなのだ。

2025-02-25

「花見」の季節だって?

 2月だというのに、「花見」の宴会が開かれているという。プロ野球のシーズンを目前に控えた南国のキャンプ地でもない。なんと山形市のサクランボ農園なのだ。花見といえば桜を思い浮かべるだろうけど、サクランボの産地だからこそ、サクランボの花なのだ。

 花見が開かれたのは、サクランボのビニールハウスの中。加湿栽培をしているから、暖房でハウス内は20~25度を保てるという。人も集まるまいと思っていたのだが、生産者や市場関係者らが30人ほどが集まったらしい。シーズンに売り場に並べるためには、産地ならハウス栽培も当然だろうし、神事だけでなく関係者の楽しみとして宴会も必要なのだ。

 勝田マラソン大会は2月に開催されるが、参加前日は水戸市の偕楽園に梅まつりを見に行った。梅の花は良いのだが、ふるえるほど寒いのが難点。山形市はサクランボの産地だから、花見だってサクランボの花なのだ。関係者だけなのは仕方のないことだどね……。

2025-02-24

先生は名前も呼べない?

 苗字ともなると、まれに読めないことがある。でもすぐに覚えてしまうので、大きな混乱はない。一方で名前の場合はどうか。年齢を重ねた人なら、時代の変遷によって流行りすたれはあれど、名前はだいたい読める。でも時に、例外的な名前もあるから困るのだ。

 先日の新聞に、名前の変遷の記事が掲載されていた。その時代の社会情勢に応じた名前があるようで、使われる漢字にも流行りすたれがあるのだ。ところが、現代では通用しないらしく、名前として使える漢字や読み方の例も出されているという。あまり特殊な読み方だと、学校の先生だってすぐには読めまい。先生らには、何らかの秘訣があるのかな。

 昔は、神社や占い師に名前を考えてもらう例が多かったようだ。現代は親が勝手に名前を考えるので、時にヘンチクリンな読み方も増える。出生届を出す場合、名前の基準を国が作ったそうだ。社会常識にそぐわない例も出されていて、問題のある親もいるからね。

2025-02-21

インドのカースト制はセーフティーネット

 1900年初頭に活躍したイギリスの児童文学者、ラドヤード・キップリングくんを知っているか? 「ジャングル・ブック」「少年キム」などを記したオッチャンだ。文章の書き方で5W1Hを唱え出した一人という。ボーイスカウトの創設にも影響をもたらしている。

 作品にはインドを舞台にしたものが多い。インドといえば、多くの人が知ってのとおり「カースト制」がある。産まれた時から身分が四つの階級に分かれており、調べればすぐわかる。実際には、もっと細かく分かれているというが、こればかりは現地に住む人にしか判明しない。ヒンズー教の制度だが、社会のセーフティーネットでもあったという。

 地域の気象状況によっても、独自の文化や生活様式が生まれる。そう考えると、カースト制も地域の人々が生き残る手段の一つだったのだろう。トランプ米大統領がさまざまな制度改革を出しているようだけど、自国の地域文化によるものだと考えれば仕方ないね。

2025-02-20

妄想はアイデアを生むか?

 新しいアイデアは、ちょっとしたひらめきの場合も多い。工業分野では改造という手法もアイデアを形にする方法だ。失敗はチャレンジの結果だが、改造もその一つの方法だろう。単なる改造の上を行くのを「魔改造」というらしく、心をひかれそうなワードだ。

 ボンヤリしていたら、突然「ライヘンバッハの滝」が思い浮かんだ。ご存じのとおり、ホームズくんが宿敵モリアーティー教授と闘った場所である。こんなことが、なぜ思い浮かんだのだろう? アイデアの源泉というものは、たぶん「妄想」だ。妄想だって記録していれば、いつかは花を咲かせるはず。肥やしにもならない場合がとても多いけどね。

 魔改造も妄想も、発想トレーニングのサイトを読んでいた後に見つけたワードだ。脳ミソが魔改造され、次々に妄想が浮かんだのに違いない。失敗の記録をネットに書いたことがあり、失敗学の識者からメールをもらったことがある。失敗は時に友を生むのさ。

2025-02-19

手書きのメモは必要だ

 いくらパソコンが主力だとはいえ、外出時にはカバンの中には筆記具とノートを入れている。バラバラと入っているから、必要な時にサッと取り出すことができない。困ったものだとは思う。しかし日常行動ともなると、アッという間に手にできるから不思議だ。

 デジタルは情報収集の「利便性」、アナログはアイデアを形にしやすい「創造性」がある。日常行動のステップアップを図るような記事が「STUDY HACKER」に載っていたからビックリ。創造性の例として「スパイダーマップ」が掲載されているではないか。でも、過去には「頭脳地図」、今では「マインドマップ」と呼ばれる手法となんか似ているのだ。

 評判となった手法に、新たな展開方法が加われば名称も変わる。筆記具やノートをごそごそと探している場合ではない。スピードが求められる現代だ。とはいうものの、時間をかければアイデアもまとまる。言い訳だけは、すぐ頭に浮かび忘れることがないのさ。

2025-02-18

Blogにも「七五調」を使ってみる

 老齢となった司会専門のような芸能人だった浜村淳くんが、毎日新聞のインタビューで語っていた。初めて司会役でバンドの紹介を頼まれたとき、やけくそで「七五調」のテンポで語ったら、これが大うけ。後々の方向性を決めるきっかけになったというのだ。

 文言も出ていたので読んでみた。まったく「七五調」になっていないぞ。語り調子がテンポとして七五調にマッチしていたのだろう。となれば、こちらも七五調の雰囲気を出すようなBlog記事を書けば読者も増えるに違いない。挑戦してみたが、できるようで出来ないものだ。最初は、〝どうにでもなれ〟といったやけくそ気味の気分も必要なのだろう。

 ヒットした歌謡にも、何らかのテンポが刻み込まれている。雰囲気をかもし出すことが重要で、そのひとつが七五調的な調子なのだ。古典文学の秘密を知ったような気分……。どんな分野でもヒット作というものには、古典的なテクニックが隠されているものだな。

2025-02-17

アイデアが出てくるタイミング

 ランニングやトライアスロンなどの練習中は、さまざまな思いや考えが去来する。そんなことはいちいち憶えておられん。練習が終われば、きれいさっぱり忘れているものなのだ。後から思い出そうと頭をしぼったところで、これがなかなかできるものではない。

 人はいう、「メモを持て」と。メモを持ち歩いたとして、他人の文言はともかく、自分のアイデアなどはメモしていないもの。先日も朝食を食べている最中、突然ひらめきが生まれる。食後に書いておこうと思ったのだが、食後には思い出せないのだ。過去には朝食時にもメモを持っていたが、ポケットがモコモコするだけで案など出てきやしない。

 野口悠紀雄という偉いオッサンのエッセイを読んでいたら、大学の講義中でもちょくちょくメモをしているらしい。アイデアは突然生まれるというのだ。心臓までバクバクするようなアイデアはあったけど、メモを持っていないときに限って出てくるからなぁ~。

2025-02-14

状況設定パターンに変化なし

 ラジオを聞いていると、時おり「特殊詐欺注意報」が流れてくる。大金を盗まれたとか警察官などを語って、金をだまし取ろうとしている連中だ。特定の地域に集中して電話がかかってくるようで、「電話を切って近くの交番へ」とアナウンサーはうながすのだった。

 確かに交番へ駆け込み、訴えるのが最初の行動だろう。自宅から200メートルほど離れた場所にも交番があり、駐車場にはパトカーも止まっている。しかし、出入り口にはいつも「現在パトロール中です」という看板が出ており、肝心の警察官の姿を見たことがない。これでは相談することもできんではないか。常駐している時間帯は、いつごろなのだろう。

 特殊詐欺発生の番組を聴いていると、犯人らの語り口パターンに変化がないことに気がついた。時代の状況によって、登場人物が複数になったり状況設定などは変わっている。解析パターンの専門家は心理学者のほかに、シナリオライターも加えるべきだなぁ~。

2025-02-13

クーポン券の利用状況は?

 近所の商店へ買い物に行けば、ポイントカードの提示を求められる。「ない」と答えれば「作りましょうか?」と来るので、「いらん」と即答だ。最近は面倒になってきたので、こうした案内は一切無視。クーポン券を出されたところで、一度も使ったことはない。

 毎日のようにクーポンの案内メールが届く。驚くことに、メールと手紙でのクーポンの利用状況を調べた研究チームがあるという。結論から述べれば、メールだけだと回数を重ねても利用率は3.5%。はがきとメールでも送ると利用は20.7%に跳ね上がり、メールが先ではがきも送ると17.8%に達する。メールは手間がかからないけど、利用も低いのだ。

 感覚でそうだろうと思ってはいても、数字で示されると納得せざるを得ない。系列グループに入っているコンビニの場合、各店は個人商店なので、クーポンをもらった店でしか使いない場合が多い。特典を考えながら買い物など、面倒なことをしておれるか。

2025-02-12

受験と時計

 国立大学は、すべての入学試験が終わってはいないだろう。入試だけでなく、各種資格試験においてもカンニングはあるはずだ。そのテクニックもハイテク化している。スマホを使う者の場合がいて、全国ニュースになった。新たな方法は次々生まれるものだな。

 筆記試験で重要となるツールの一つに時計がある。受験生は多いのだから、必ずしもすべての会場に時計が設置されているわけでもない。腕時計を目の前に置くどころか、過去にはコンパクト時計を置いている者もいた。カンニングのために時計の針に回答を記述したところで読めるはずがないし、会場を見回る試験官にだって見つかるはずなのだ。

 ハイテク化しているカンニングのテクニックだ。手の甲に書き記し、なめた時だけ数秒間だけ浮き出る薬液があったとしたら売れるだろう。現代の技術なら可能な気もするけど、超高額になるに違いない。そもそも人生は、いつどこで芽が出るか分からないものさ。

2025-02-11

「ロウソクの科学」よ、再び!

 東京大学出版会と聞くと、めんどくさい本ばかり出していると思うに違いない。売れる本を作らなければ、商売として成り立たないのは当然だ。そこで売れているだろう「役に立たない科学が役に立つ」を読んでみたが、奥付を見ると4版まで進んでいるから驚く。

 巻末の歴史上の科学者一覧にマイケル・ファラデーくんが掲載されていた。解説には、クリスマス講演で有名となった「ロウソクの科学」についても載っている。これは岩波文庫で何回も読んだ。今では山形浩生くんも翻訳して公開しているし、松岡正剛くんに至っては千夜一夜なるサイトでも紹介するほど。これらは印刷してストックもしているだ。

 検索してみると、ロウソクの科学はマンガ版まである。マンガ版で、ファラデーくんはどのように描かれているのだろう。話のつながりを、絵とセリフで動かさねばならないわけで、そこはマンガ家の技能だからね。こちらの生きざまなんか、マンガにもならん……。

2025-02-10

雪を熱交換して使う実験

 いくら平地の多い地域とはいえ、北国は雪が降る。降るというよりも積もる状況であり、ネット動画では雪下ろしの動画もたくさんUPされているのだ。出張などで冬季に雪国へ出向くことはあるけど、幸いなことに積雪時期には出会わない。想像すらできないのだ。

 一般人なら、この雪を利用すればよいのではないかと思う。先週の新聞に、雪を熱交換して暖房に利用する実証実験の記事が掲載されていた。青森県で行なっているらしいのだが、詳細な概要は忘れてしまったのだ。ここへ書くために記事を探したけど見つからない。趣味として新聞切り抜きをしているのに、まったく役に立たないムダな努力なのだった。

 温暖化で雪が降る地域は少なくなった。とはいえ、雪が積もったままだとさまざまな障害が起きる。歴史上の天才発明家、平賀源内くんだったら、どのような展開方法を考えるのだろう。妄想の世界で遊んでいると、記憶に残った記事すら探しだせないから困る。

2025-02-07

「小さく始めて大きく育てる」ということ

 何かスタートしたなら、最初だけは熱中してしまうが、そのうち飽きてくる。資格試験においても、めんどくさい参考書や問題集を最初にそろえるのが一般人。買ったばかりの教科書は読んでいるうちに眠くなる。「国史」もそうだったので始末に負えぬものだ。

 世の中には、いろいろな格言やことわざがある。忘れていても、時にフッと思い出すものだ。「小さく始めて大きく育てる」。そうなのだ、スタート時には薄っぺらな簡単な教科書を繰り返し読む。あちこち探さねばならないけど、思わぬ時に見つかるものだから、そうしたことは運命といえる。難点は、運命の本はなかなか見つからないものだけどね。

 経済学のペラペラな本を買ったことがある。読んでみると、要点だけをまとめたようなもの。たぶん、知っている人の復習用なのだろう。最初は迷うものだから失敗があっても仕方ない。失敗を乗り越えるのは熱意なのだろうけど、これがまたなかなかに難しい。

2025-02-06

「有言実行」の大統領

 国語のお勉強をしたのなら、チビッコのころに四文字熟語で「不言実行」を習ったことがあるに違いない。この言葉がもてはやされたのは大昔の時代。今ならどの世界でも「有言実行」が当たり前で、特にトランプ米大統領は、その筆頭のように言われている。

 有言実行は、確かに信頼できる人との印象を与える。しかし何でもできるかというと、そうでもない。ウクライナとロシアの停戦交渉では、トランプくんも「やりたいけどうまくできなかった」と語っているそうだ。何でも考えた通りに展開できる人など、いるはずがない。いたにしても時間がかかる。その学問分野として「失敗学」があるくらいだ。

 中国だったかな、「だまされた方が悪いのよ」という言葉がある。習近平くんに対して、トランプくんは「合意したようにしていない」と怒っていた。文化の違いといえばそれまでだが、中国とはそういう国なのだ。こちらだって、出たとこ勝負が普通なのさぁ~。

2025-02-05

リンゴの品種と調理法

 青森県といえば、特産品としてリンゴが有名だ。植栽されてから150年にもなる歴史を持つようで、イベントも開かれている。偉い役員のオッチャンは、「リンゴ王国であり続けるため、新品種の開発に力を入れたい」と語ったそうだ。産地というのも大変だね。

 新品種を生むには年月もかかるし、当然ながら失敗もある。知り合いのリンゴ農家に、調理法を生み出すのも需要を増やす方法ではないかと伝えたことがある。結論からいえば「ふざけるな」と怒られた。農家と料理法は違うというわけだ。需要を増やさねば次なる展開も無くなるのは経済原則だろうに……。だれかが一歩踏み出さねばならんのだ。

 食材の産地でおばちゃんたちが、特産品を使った料理を紹介するテレビ番組があった。産地には、その地域特有の調理法や食べ方があっても不思議ではない。いうのが簡単なのは理解できる。昔から妄想狂といわれてきたけど、人間様の特徴は変わらんもんなのさ。

2025-02-04

参考図書は役に立つ?

 本の巻末には「参考図書」という項目がある。著者が書籍を書く時に、何らかのデータを引き抜いてきたり、ここでも語られていますなどという場合に必要なのだ。掲載されていない本もあるのだが、何もなければ本など書ける場合は少ないと思うのだけどね。

 何とか学会のメンバーをやっていたオッサンのエッセイ本を読んでいたら、参考図書なるページがあった。己の書いた書籍がほとんどだが、その中の一冊を読んでみた。驚くことに、似たような話のオンパレード。参考図書とはいってもベースは似たような内容で、新刊は新たなデータや話が加わっただけ。これも著者や出版社のテクニックなのだな。

 参考図書というページがあったなら、それらにも目を通しておけとジャーナリストの立花隆くんが語っていた。これは著者などのスタイルであって、一般人には向かない。マネをしてみたところで無用な時間と金を使うだけ。まんまと一杯食わされたようなものさ。

2025-02-03

読書記録の読み直しが難点

 朝からニュース解説でチビッコの読書習慣のことが語られていた。本を読まなくなったことなのだけど、読むという行為そのものががパソコンやスマホなどへ移っているのだ。書店もどんどん閉店しているわけで、訴えていることと世間の動向はまったく正反対。

 本の入手先は、ほとんどがAmazonだ。読みっぱなしではなく、読書記録を残しておくことも大切なのだが、ポイントを絞り込むことはもっと面倒。そこで考えた。ノートに書くのではなく、京大式カードや情報カードに書いておけば、記録を残す取捨選択の手間が省ける。昔から読書記録の残し方はいろいろあるのだが、古典的方法にもどったのさ。

 カードに書く方法は面倒がないのでよろしい。難点は、書いておくということではなく、読み返すという行動なのだ。カードばかりがたまってきて、再び読むことはほぼない。考え出した偉い人たちと同じ行動などできやしない。ホンワカ生きているのが一番なのさ。

2025-01-31

旧約聖書を読むきっかけ

 タロットという占い手段がある。真面目に手法を覚えようとタロット占いの教科書を読んでいたのだが、専門用語がたくさん出現するのだ。教科書なのだから解説があるのは当然で、一般的な読書とは違って面白い表現などはない。教本とは、そんなもんなのだ。

 解説を読んでいると、「旧約聖書に出てくる~」という前ふりがある。家にも聖書ぐらいあったはずだけど、どこに行ったものか。たとえ信者であっても、1冊を読み切った者など聞いたことがない。タロットのお勉強にも旧約聖書の知識が必要となるわけだ。アダムとイブ、リンゴにへび、そして塩。この程度の記憶しかないのが、一般的だろう。

 老齢になってから教会の聖職者になる学校へ入った遠い親戚がいる。「聖句を憶えるのが大変」と語っていたが、どんな宗教だろうと坊さんになるには暗記が必要だ。こちらは趣味とはいえ、サブ知識として旧約聖書の内容も知っていなければならないとはねぇ。

2025-01-30

「出る杭」は打たれる……

 教養書というほどでもなく、歴史の解説で現代の用語に合わせて表現していることはよくある。江戸時代の平賀源内くんも、現代でならイノベーターということだろう。不幸なのは先進的すぎたことで、理解できるような人物はごく少数にとどまるのは仕方ない。

 黒川清なる年寄りの医者がいる。一般人向けの生き方に関する著書もあるので、なんと2冊も読んでしまった。両方で共通することは、「出る杭」なるような生き方をしろということ。出る杭になるためには頭も使わねばならないので、お勉強もしなければならぬ。敵も増えてくるので、それらを跳ね返すため、少数であっても仲間だって必要になる。

 出る杭のような歴史上の人物として、頭に浮かんだのが前記の平賀源内くんだ。歴史に名を残すだけでなく、マンガでも出版されている。こういう人たちは、当時としてなら「出る杭」のような人物だった。こちらなら、たぶん石を投げつけられるだろうねぇ。

2025-01-29

スクラップ内容は時代とともに変化する

 文房具屋へ行けば、スクラップブックが必ず売っている。B4やA4などいろいろなサイズがあるのは当然で、前後左右を正確に貼り付けられるように目印まで着いたものまであるのには驚いた。メーカーだって売れるとなれば、新しいタイプを発売するのは当然だ。

 新聞スクラップをするのなら、「テーマを決めよ」というオッサンがいた。なるほどと思い、自分なりのテーマを決めてスクラップをしている。ところがニュースはネットに主力が移り、新聞は背景の解説や特集記事が主力になっているのではないか。こうなってくると新聞スクラップのテーマどころか、あれもこれもとスクラップ量だけが増えていく。

 これではイカン。とは思ったが、特集記事というのは〝読ませる記事〟なので、ついつい切り抜いてしまう。スクラップファンはいるもので、そのテーマたるや百花繚乱。こちらも世の中の変貌と同じように、何らかの切り替えが必要になってくるのかもしれん。

2025-01-28

カーボン紙でコピーを取っていた時代

 コピー費が高額だった時代、とある通信教育機関では面白いことを述べていた。質問を送るのなら、用紙の下にカーボン紙をしいてコピーを取っておけという。コピー機械など持っていない一般人にとっては便利な方法で、文房具屋でカーボン紙を買ったものだ。

 家庭用のプリンターでも、コピー機能のある時代だ。今でもカーボン紙は売っているのだろうか。B5サイズが主流だった昔とは違って、現在ではA4となっている。さっそく買ってみようと思ったが、どんな場合に使うのかが想像できない。メールが当たり前になっているので、送付文書は手元に残っている。通信教育だって、いまならメールなのだ。

 手紙やはがきでしかメッセージを受け付けないラジオ番組がある。スポンサーが郵便部門だろうと思うのは、全国の郵便局長の一言コーナーだってあるのだ。手紙を送ったとしても、読まれるとは限らない。カーボン紙を使う機会を探すのも頭を悩ます時代だな。

2025-01-27

現代のティンカーベルはいるのか?

 ノーベル賞を受賞するような人たちでも、ふと頭に浮かんだことがヒントになったりする。「アイデアのつくり方」なる本には、一般人が考えに考え抜いてひらめきを得る方法が載っていた。「ユーレカ!」の瞬間とは、そう簡単に訪れるものではないのだろう。

 ひらめきの瞬間を、「ティンカーベルが運んでくれる」と表現している人がいた。ティンカーベルとは、ピーターパンとともに行動する妖精だ。その妖精が新たなアイデアを運んでくれるというのだ。なんと文学的な表現だろう。ティンカーベルが運んでくれるのなら、一般人はどうすれば良いのだ。熟考したところで、妖精など簡単には出てこない。

 大宅壮一くんは「みんなが知っているたとえ話を入れよ」と述べていた。ティンカーベルがアイデアを運ぶという表現方法も、その一つなのかな。誰もが知っていそうなキャラクターを取り入れるのなら、ピーターパン物語をもう一度読んでみるのも必要なのだ。

2025-01-24

ChatGPT vs タロット

 このところChatGPTのバージョンアップ、作られた文章や画像への対策を毎日のように目にする。ある人のメルマガを読んでいたら、有料版だと月額使用料がなんと10万円以上もするタイプがリリースされるらしい。個人では、とても所有できるものではない。

 機械類の制御プログラムとして活躍するTRON(トロン)の制作者が語っていた。「いくらAI(人工知能)が発展しても、常に問われるのは人間がAIにどんな質問、命令をするか、その使い方だと思います。AIを使う人間の力量によって、結果は全然違ってくる」という。結局のところ、アホがChatGPTに発問しても、アホな答えしか返ってこないことになる。

 コンサルタントのオッサンが、ChatGPTの講習会を開くそうだ。この案内状を読んでみると、完全に取り込まれていてる。案内状文書もChatGPTで作ったのかな。こちらとしては未来を語れる方が良い。そこでタロットカードを買ったのだが、教本が実に難解……。

2025-01-23

「また来ます」という判断方法

 新聞テレビでは、悪徳ホストクラブがときどき記事になる。同じように悪徳スナックもだ。これでは気軽に酒を飲みにも行けなくなる。普通人は「いつもの店」という気ごころを知っている飲み屋へ行くわけで、安心できる飲み屋をどうやって見つけるのだろう。

 不思議なことに、通勤電車の駅ごとに飲み屋街はある。自分にとって安心できる店かどうか、感覚的に判別できる人がいた。飲み屋のドアを開けて「いらっしゃいませ~」という声が聞こえた瞬間、「また来ます」といって閉める。己の感覚と合わなかったのだろう。連れて行ってもらっているこちらとしては、さすがだなぁ~と感心してしまうのだ。

 居酒屋では、昼どきにランチを提供している店もある。安心できる店のようだったので夜に飲みにいったら、これが高い。店の大将に聞いたら、「ランチを安価で提供しないと夜に来てくれないからね」。なるほど、「また来ます」という作戦が使えなかった……。

2025-01-22

ムダと思ったら、次はない

 プロ野球選手で引退したイチローくんのことが、たまに新聞などで話題になる。ピッチングマシンで打撃練習をしている時、たまにボール球が来ると、普通の選手は見逃すらしい。でも、イチローくんはくらいついていったという。ムダな練習などなかったのだ。

 新聞切り抜きを、こちらはしつこく続けている。スクラップブックは間もなく30冊ほとになるのだが、役に立つのは1冊の中で4~5個程度。この項目の前ふりとしてイチローくんのことを述べたが、記事に載っていたから。一般人なら、そんなもんだ。ムダと思えることでも続けていれば、いつかは花ひらく。と、カッコよく述べてみるのも一興さ。

 日本やアメリカのプロ野球界で、イチローくんはレジェンドになったらしい。チビッコの時からコツコツと打撃練習を積み重ね、40年ほど経過してからの栄冠。「ムダと思ったら、次はない」というけど、語るのは簡単で実行し続けるのは実に難しいものだよね~。

2025-01-21

コーヒーのあるひととき

 朝の一杯のコーヒーが体を目覚めさせ、心のモヤモヤも解消してくれる。人によって好き嫌いはあるから、コーヒーが苦手な人もいるのは当然だ。豆をひいて入れるレギュラーコーヒーは朝の一杯だけで、以降はインスタントコーヒーがメインとなるは仕方がない。

 いつも飲んでいるインスタントコーヒーのメーカーはネスカフェだ。たまには他のブランドのほかにメーカーも異なれば、気分も変わるのは当然だろう。キーコーヒーや上島珈琲は知っているけど、どれほどのメーカーがあるのだろう。検索してみたら、名も知らぬメーカーもあるではないか。目にしたことがないのは、販売力や地域差なのだと思う。

 コーヒー好きといっても、味の違いを語れるような舌は持っていない。でも、オオォ~と違いを感じるぐらいの味覚はあるのだ。この程度だから、漫画の「美味しんぼ」のように産地や味の異なり方は、とても語ることはできぬ。それでも、生きてはいけるのさ。

2025-01-20

「オペラ座の怪人」という一言

 映画だったかテレビだったのか。もっと昔のDVDやビデオだったかは忘れた。「オペラ座の怪人」を観たのは、そんな昔のことだったが、今でも劇団四季の演目となっている。ストーリーはWikiediaにも掲載されているので、知らない人は検索してみればよい。

 夜にラジオを聞いていると、年端も行かぬ女性グループが出演していた。ボンヤリと聞いていたのだが、話の中に「オペラ座の怪人」というワードを語っていたのだ。こいつらが知っているはずはない。シナリオライターが書いた原稿を読んでいるだけだろう。注意して聴き続けていたが、二度と触れることもなく終わってしまった。まさに怪人の技よ。

 再び観てみたい。とはいうものの、近所のレンタルDVD店はとっくに閉店している。1900年代初頭に作られた作品のようだから、実に息が長い。こちらも時代を超えた作品を作ってみたいのだが、映画や文学の制作に触れたこともない。あこがれだけが人生よなぁ。


 

2025-01-17

持ち歩き用のペンケース

 筆記具といえば、何を思い浮かべる? パソコンやスマホが主流となってはいてもボールペンやシャープペンのほか、万年筆、筆なども使う。時代の変遷とともに筆記具も変化してきているのだ。ただ、それらを持ち歩きするために、ペンケースだって必要になる。

 日常的に使う筆記具の一つに、黄色のダーマトグラフがある。本やノートなどを読んでいて、大事なところにこのダーマトグラフで線を引く。ダーマトグラフというのは折れやすいので、折れると半分ほどは使えなくなる。補修にも頭を使わなければならない。外出する時の対処方法を考えてみたが、単にペンケースに入れて持ち運べばいいだけのこと。

 そこでペンケースを探してみた。ソフトケースが主流のようで、ハードケースは小学生の筆箱みたいなものばかり。シャープペン1本、芯1ケース、ダーマトグラフ1本の3種類だけならソフトケースでもいいだろう。万が一の場合があれば、あきらめるしかないな。

2025-01-16

タロットカードでも学んでみるか

 産経新聞で紹介されていたので、脳科科学者の「デジタル脳クライシス」という本を入手した。なんと出版社は朝日新聞ではないか……。細かいことはともかく、デジタル全盛時代においては、キーボードよりも手書きの方が記憶の定着によろしいという内容だ。

 学校でも仕事でもパソコンを使うどころか、AIが進出してきている現代。だったらアナログ的な趣味を持とうよ、と著者は言う。例えばフルートやピアノ、ソロバンに万年筆、囲碁将棋、パズルなどさまざまなものが並んでいる。そのなかにトランプやタロットカードまであるではないか。なるほど、タロットカードでも良いのかと妙に納得するのだ。 

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 想像力まで鍛えるのだったら、ここはタロットカードだろう。Amazonで検索してみたが、安価なものではすぐ飽きるし、高いものだと面倒で投げ出してしまう怖れがある。さまざまなタイプを捜しているうちに飽きてしまった。アマログな趣味を捜すのも大変なのさ。

2025-01-15

目標を追う手順

「わかっちゃいるけど やめられない」というのは、誰もが持っている気分だ。続けるためには気力も必要だろう。だだし、どうすれば良いのかわからないから困る。どんな目標を立てたところで、気分的な問題を解決するには、誰にアドバイスを受けねばならない。

 新聞に載っていたのだが、解決策は簡単らしい。「朝起きて、やることがある」と思うことだという。イヤなことで「あれをしなければイカンなぁ……」と思っていれば、なかなか前には進まないものだ。心理学的な問題というより、生き方の問題とでも言おうか。気合いを入れろと言われたところで、簡単には行かぬのが人生の複雑さの一面なのだ。

 オリンピックのレスリング競技で、「気合いだ! 気合いだ!」と観客席から叫ぶオッチャンがいた。アントニオ猪木くんに至っては、ビンタ一発を行なう。両者ともプロレスラーだった。言葉だけでは動く人も少ないのだから、次なる一手も必要なのだろう。

2025-01-14

「自分の誇り、自分の証」という人生

 学生時代、哲学部の学生に「哲学部って何をしているの?」と聞いた他の大学の学生がいた。ふ~んと考えていたが、「哲学している」と答えたという。この話を聞いてガハハハと笑ったわけだが、哲学とは、このように捉えどころのない学問分野のように思える。

 能登半島地震のその後の状況は、今でも新聞記事などになっている。読んでみると、漁業関係者らは、被災後にも漁に出ていたのだという。それが漁師にとって「自分の誇り、自分の証」なのだという。長年に渡って一つの業務を行なっているのなら、それしかできないというのも当然だろう。でも、これこそ一つの哲学的生き方なんだろうと思えるのだ。

 仕事でも、あれをやりこれをやるという人がいた。クルクルと職業スタイルを替えているわけだ。こういった人たちは、たぶんにして自分の職業的哲学を持っていないのだろう。偉そうなこと言いうなと叱られそうだが、こちらはチャランポランな人間だからねぇ~。

2025-01-13

新種のクラゲ

 研究者や漁師であっても深海ともなれば、なかなか新種の魚類などの海洋生物に出会うことは少ないだろう。ジュール・ヴェルヌくんのSF小説「海底二万里」はじめ、数あるパニック映画でも舞台になりやすいのは、過去の時代から海の中は未知の世界なのだ。

 面白い記事なら、今ではニュースサイトにいくつも載っている。朝日新聞によると、なんと沖縄の海で新種のクラゲが見つかったというのだ。水族館などで目にするクラゲは長い足があるけど、こいつにはなんと足がない。しかも傘の直径は5ミリというから、一般人では見落とすことがあるに違いない。「シライトトンボダマクラゲ」と名づけられた。


 釣り船に乗れば、たまに見慣れぬ魚が引っかかる。船長が「その魚は捨てろ」というのは毒があったりするからだ。近海であっても、漁師にすら見つからなかったのはなぜだろう。魚類学者らしい、あの「さかなクン」でも、たぶん知らない世界が海の中にはある。


2025-01-10

次の世界を目指せる「カード方式」

 街の小さな文房具屋へ行っても、必ず売っているのが「京大式カード」。カードの使い方を調べてみると、30~40ほどのサイトに一つあるかどうか。「もっと調べる技術」なんて本に書いてあったが、考えられるいくつかのキーワードを入力してみるに限るのだ。

 カード方式というのは世界中の人が使っている方法で、読んでみれば共通する考え方というのが浮かんでくる。カードに書いたものは一時的情報だから、集めるだけでは役に立たない。思考の化学変化という人がいるように、二次三次と昇華させるには時間もかかる。梅棹忠夫くんはカードを「くる」と述べていたが、こちらの行程の方が重要なのだ。

 酒を作るには発酵が必要なように、カードに書いてからが本番だ。世の中はスピードが重視される時代になったが、アイデアが生まれるまでの時間などだれも測れない。京大式カードは効果的な材料の集め方の一つであって、出発点の一つでしかないわけだな。

2025-01-09

ウイスキーの好みのパターン

 ウイスキー工場を見学で訪れれば、見学した後には一杯のウイスキーが飲める。ただし、難点もたくさんのが相場だ。ウイスキー工場は山深いところにあるので、往復の足の確保に苦労するし、おみやげ用ウイスキーは高額なものばかり。簡単には行かぬのが世の中よ。

 夕食時にはウイスキーのカティーサークを飲んでいる。これは味にインパクトが少ないので、だんだん飽きてきた。考えてみると、国産ウイスキーには安価な「ブラックニッカ」があるではないか。「リッチブレンド」や「ディープブレンド」なら、味わいも楽しめるに違いない。かつては飲んでいたので、気に入った銘柄にもどったわけなのだ。

 気に入ったウイスキーの銘柄というのは、人それぞれ。あの人が美味いといっても、こちらもそうだとは言い難い。好みのウイスキーがあったにしても、同じ銘柄ばかり飲んでいればあきる。好みのパターンというのは、いくつか持っておく方がベストだろうなぁ~。

2025-01-08

「腹筋を6パックに割りたい」という希望

 趣味ではあってもスポーツを実行しているなら、それなりの体型にはなってくる。陸上競技なら、大きく分ければ「トラック競技」「フィールド競技」「混成競技」になるだろう。それぞれの競技を実行しているのなら、各競技特有の体型になってくることは当然だ。

 ラジオ番組で、陸上競技をやっているリスナーから「腹筋を6パックに割りたいけど、どうすれば良いのか」という相談があった。腹筋だけをやっていればいいというものでないことは、アホでもわかる。腹筋は体を鍛えていても、最後に効果が表れる部分。体を鍛えていても、効果は最後に現れる。目に見えるような成果は、すぐには出てこないもの。

 相談者が納得したのかどうかは知らない。でも運動をしていない人でも6パックに割れている人がいる。DJもそうらしい。こちらの学生時代にも、運動経験はゼロなのに、なぜか腹筋が6パックに割れている人物がいた。まさにスポーツ論とトンデモ論は紙一重よ。

2025-01-07

雑誌を「カバー・トゥ・カバー」で読む

 本を読む場合、学者などはポイントとなる部分だけ目を通すらしい。そうでなければ、研究室や自宅に保管している大量の本などは読めないだろう。聞くところでは、必要な部分だけを参考にするという。一般人はノンビリしたものだから、最初から最後まで読む。

 雑誌の場合はどうだろう。テーマも一つに絞られているわけではないので、読み進めれば、あっちの話題に飛んだかと思えば、こちらの連載へと移る。一時期、雑誌を「カバー・トゥ・カバー」で読むことをやってみたが、とてもできない。読者層が決まっていても、そこからさらに細分化されているのだから、すべてを読むなど無理な話なのだ。

 月刊誌と違って週刊誌なら、すべてを読まぬうちに次の号が発売される。すべてを読むことなどできないので、読むというよりは見る。広告だってあるので、そのページで目が留まることだってあるのだ。広告がなければ、雑誌を読み通すことなどできないのだね。

2025-01-06

発想法のトレーニング

 新しいアイデアが思い浮かばないとき、他人などに求めたりすることもあるだろう。そう簡単に創造的な案など出てくるわけがなく、昔からアイデアの出し方などが本にもなっている。突飛でもない新案を出せば、他人様から「アホ~」といわれるのがオチなのだ。

 どんな世界でも、達人と呼ばれるような人たちは、そうした壁を乗り越えてきている。秘密を探ってみると、想像的な案とは「突飛でもない案」であることに気づいた。また他人には受け入れられないようアイデアを実行してみると、以外と評判にもなる。根性とか努力などというレベルではない。才能というより、特殊な世界から現れた異界の人だ。

 芸術家の岡本太郎くんは、その筆頭だろう。かつて「今日の芸術」を古本で読んだとき、スゲーおっちゃんだなと思ったものだが、なんとこちらが生まれる前に出版されたものではないか。今や古本でしか見つからないけど、発想法という観点からみれば参考になる。

2025-01-03

筋力トレーニングはブルワーカー

 スポーツトレーニングといえば、過去からさまざまなトレーニング方法がある。世界大会やオリンピックで優勝したともなると、そのトレーニング方法が一気に広まるのは世の常だ。もっとも聞いたところで、普通レベルの人たちには真似できるはずもないけどね。

 長い時間を要するトレーニングは、続けることが難しい。それに面倒だ。そこで考えたのが「ブルワーカー」を使った筋力トレーニング。むかしから実行してはやめての繰り返しだったから、今回は続けられることを最優先に考えた。基本動作となる1から6までだけに絞り、また週5日間だけ行なう。入門コースだけにしたのだから、たぶん続けられる。

 優勝するようなスポーツ選手のトレーニング方法を見ると、基本動作を何回も繰り返してからメインの練習に入る。だったらブルワーカーも同じはず。基本動作だけを2~3回ほど繰り返す方法だって似たようなものだ。シロウトは妄想に取りつかれるものなのさ。

2025-01-02

伝統を打ち破れ!

 新年ともなれば、いまだに「おせち料理」なるものが主流のようだ。従来の伝統に流され続けていては、新しい文化など生み出せるわけがない。岡本太郎くんのように、とんがっいて世間も納得するような人ならともかく、社会の底辺で生きる人物にはつらいもの。

 テレビCMで「お正月にもカレー」なるものがあった。岡本くんではないが、「お正月にカレーを食べて、なにが悪い」というわけだ。それにはひと手間かける必要がある。一般的なカレールーにトマト果汁を入れて、肉も鴨肉を使う。さぞかしインパクトに満ちたカレーが出来上がるに違いない。食べてみると、悪くはないが何かが物足りない気分だった。

 レストランのシェフでも、新メニューを編み出すには時間もかかる。時には失敗作だってあるに違いない。シロウトが考えるのであれば、自信作を集めたような投稿サイトを参考にすべきだな。その中から自分にとってベストなものを選んで作った方が間違いがない。

2025-01-01

「継続は力なり」という言葉だけど……

 昔から「一年の計は元旦にあり」などという。バカを言うな。「思い立ったが吉日」なのだ。ただし、それには条件がある。「小さく始めて大きく育てる」ということ。きちんとした計画を立てることが必要になるけど、とにかく面倒で計画倒れという言葉通り。

 仏教の研究者のようだが、実体は求道者でりあり、そして教育者でもあった住岡夜光くんがいっている。「継続は力なり」と。この言葉だけが独り歩きしているけど、その全貌は次の通り。

青年よ強くなれ
牛のごとく、象のごとく、強くなれ
真に強いとは、一道を生きぬくことである
性格の弱さ悲しむなかれ
性格の強さ必ずしも誇るに足らず
「念願は人格を決定す 継続は力なり」
真の強さは正しい念願を貫くにある
怒って腕力をふるうがごときは弱者の至れるものである
悪友の誘惑によって堕落するがごときは弱者の標本である
青年よ強くなれ 大きくなれ
「住岡夜晃著『讃嘆の詩(樹心社)』より」
http://tannisho.a.la9.jp/SandanNoUta/

 教えは立派。著書も多数あるようで、研究者でもなければとても読み通すことはできないだろう。ボンヤリした一般人は、具体性を持った計画を好む傾向にあるからね。